59羽 ページ10
静まりかえる部屋ににつかわない声量で
たんたんと話す杏寿郎さん。
杏「聞こえていなかっただろうか!逢い引きの誘いをしに来た!」
その声量につられてか少し大きく返すおねぇちゃん。
しのぶ「はい?聞こえた上での聞き返しですが?」
おねぇちゃん強い…
杏「…?では、何か?胡蝶の許可を取れば良いのか?」
しのぶ「…Aが良ければいいのですけれど、逢い引きというのが姉としてどうしても許可は出せないですね。」
杏「ふむ、ならばA俺と出かけないか?」
『え?』
急に話をふられたことで驚いて、
聞き返してしまった。
優しくほほんだまま言葉を紡ぐ杏寿郎さん。
杏「聞けば君は何度も伊黒や甘露寺達と甘味処に行っていると聞く。
更には宇隨の家にも上がっていると聞いた。
俺は数える程しか出かけたことがないと思ってな!
どうだろうか?」
『…そういうことですか、全然いいですよ!』
杏「そうか!感謝する!」
しのぶ「…はぁ」
私の返答に、大きくため息を吐くしのぶおねぇちゃんと
嬉しそうに笑う杏寿郎さん。
69人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
をををを - 気になりすぎるぅぅぅ!!!!!!頑張ってください!!!!! (9月30日 0時) (レス) @page5 id: 664202b07f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:しゅが | 作成日時:2023年6月26日 15時