55羽 ページ6
トントンと肩を叩かれ目をゆっくり開く
獪岳「あと30分くらいで2時だ」
そこにはこちらを見つめている獪岳さんのお顔。
『…ん、寝ちゃってた…』
獪岳「ゆっくりでいい。」
『はい…………?』
動こうとするとずるっと何かが動いたのを感じ、
肩に手を持っていくと獪岳さんの羽織がかかっていた。
『あ、あの!羽織お借りしてしまったみたいで、すみません』
獪岳「あぁ、俺が自分でしたことだ。気にするなよ」
羽織を軽くたたんでありがとうございました!と返すと
獪岳さんは前屈みになり固まっていた。
『………あの、』
獪岳「少し待ってくれ…」
こちらを見ずに手を向けてきた
よくわかんないけど、どうしたのかな?
____
数分後の末に一緒に路地裏に向かった。
…………おかしい。
さっきまで話しかけてくれてたのにこっちも見ないし、
話もふってこない。
嫌われるようなことしちゃった…?
寝ちゃったのがダメだった?
うーんと考えてると獪岳さんがこちらをのぞきこんで来る。
獪岳「どうした?まだ眠いか?」
その声をに驚いて、後ろに倒れそうになる。
獪岳「あ!おい、」
『きゃ、』
腕を掴まれてそのまま引き寄せられる。
獪岳「怪我するぞ…」
距離の近さに緊張して
『………はい…』
声が…裏返っちゃった…
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をををを - 気になりすぎるぅぅぅ!!!!!!頑張ってください!!!!! (9月30日 0時) (レス) @page5 id: 664202b07f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しゅが | 作成日時:2023年6月26日 15時