二百二十二話 組織Ｎｏ．２ ページ33
コナンside
水族館を出、おっちゃんとタクシーに乗った俺は、博士の携帯に電話を掛けた。
ちなみにおっちゃんは爆睡である。何しに来たんだこの人は…
コ「博士っ、まだ子供たちと一緒か？」
阿〔ああ…今ポアロでお茶をしとったところじゃ〕
コ「じゃあ聞いてほしいことが…((阿〔それよりあの女性は大丈夫じゃったのか？〕」
言葉をさえぎって聞いてきた博士。多分あいつらに聞くようにせがまれたのだろうな。
コ「あぁ警察病院に搬送されたからな。もう大丈夫だ」
スピーカーモードで聞いているらしい向こうからは、あいつらの安堵した声が聞こえた。
阿〔それで聞いてほしいことって？〕
コ「彼女が持ってたスマホの内部データの修復をしてほしいんだ」
阿〔それは構わんが、完全に修復できるとは限らんぞ〕
コ「ああ……それと、観覧車であの女性が発作を起こしたとき何か言ってたみたいなんだけど、その内容を知りてーんだ」
電話の向こうで聞いていたらしい光彦が〔あっ！〕と声を上げた。〔それなら途中からですが、メモってあります〕と
光〔え〜と、スタウト、アクアビット…それと、リー…スリングって言ってました。どういう意味なんでしょう……わかりますか。コナン君〕
…それは、すべて洋酒の名前だ。
酒の名前で思いつくのは、黒ずくめの組織のコードネーム…嫌な予感がする。
コ「博士！ポアロにいるんだったな！？じゃあ安室さんに代わってくれ！」
阿〔安室さんか？そういえば今日は見とらんのぉ〕
コ「じゃあ黒沼さんは！？」
ポアロで働いている安室透、そして黒沼一は、黒ずくめの組織に潜入している公安警察だ。彼らに聞けば、何かわかるかもしれない…そう思ったのに。
阿〔彼もおらんが…〕
梓〔安室さんと黒沼さんなら、今日は休みですよ〕
梓さんの声が聞こえ、あっさりと道を閉ざされた。
聞くと今朝突然休ませてほしいと二人から連絡が入り、それきり、折り返しても連絡がつかないとのことだった。
阿〔だそうじゃ…何もなければよいが、心配じゃのぉ…〕
安室さんも黒沼さんも連絡がつかない…まさか…
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スノーローズ(プロフ) - nanoka(*´∀｀)さん» おー！挑発の仕方が悪かった一影さんです。目が覚めたらそうこの中真っ暗でいつの間にか両サイドにバーボンとキールが... (2019年2月12日 18時) (
レス) id: 85727838a7 (このIDを非表示/違反報告)
nanoka(*´∀｀)(プロフ) - 確かにその挑発はダメだね、一影笑 一緒に頑張ろー← (2019年2月12日 18時) (レス) id: baf4e201be (このIDを非表示/違反報告)
スノーローズ(プロフ) - しろまるさん» 返信大変遅れて申し訳ないです。すみません、バイトやら学校やらでバタバタしておりまして、学校もそろそろ終わるので、そろそろ更新できるかと思います。お待ちいただけたら幸いです。 (2019年1月26日 19時) (レス) id: 85727838a7 (このIDを非表示/違反報告)
しろまる - おもしろいなーって思って読み進めていたら、ここまであっという間でした！いそがしいのでしょうか？またの更新楽しみにしてますね。 (2019年1月25日 1時) (レス) id: c9649c4db2 (このIDを非表示/違反報告)
みこ - 百九十ニ 「精子の声」→「制止の声」じゃないでしょうか？ 続き楽しみにしてます！ (2018年8月17日 18時) (レス) id: 3d83174dd8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スノーローズ x他1人 | 作成日時：2018年8月3日 13時
