推し様の夢を見たい (ページ5)

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YN「あれ？おはようA。どうしたの」

『ユナ～おはよう！来ちゃった！』

YN「まずは連絡をいれてよね…ほら入って』

そう、お友達の家に来ちゃいました！

散歩をしたいのも合ったけどどうしてもこの夢を誰かに語りたくなっちゃって

YN「この時間いつもゴロゴロしてる癖にね～」

『珍しいでしょ？』

YN「自分で何で嬉しそうに言うの」

『へへへ…』

早速夢の話をしていると途中からユナもテンションが段々と上がっていった

どうせ夢の話でしょ？
なんて言わないのも彼女の好きなところの一つだ

YN「何それ！羨ましいな～この！」

『んふふ、凄いよね！！』

夢の話を終えても次は彼らの魅力について熱く語っていくことになった

暫くすると通知音が鳴ってユナがスマートフォンを取り出す

YN「…あ、今日夕食は外に食べに行くんだけど」

申し訳なさそうに謝る彼女をみて自然と顔がニヤケていく

『彼氏さんとでしょ？』

YN「まあ…」

『楽しんで！じゃあ私は帰るよ、またね』

YN「ん、またね」

あの彼氏さんとならそのまま結婚しちゃいそう

届いた通知を見て嬉しそうに笑みを浮かべるユナの姿で幸せが伝染した私は、心の中でスキップしながら家に帰っていった

『…あ～、何だか幸せな日だったな』

明日は仕事があるため昨日より早めに寝支度をして寝転がる

いつものようにスマートフォンを開くがいじりすぎないように気をつけ、日付を超えてしまう前にアラームをセットして目を瞑った

今日もいい夢を見れますように