まずは映画を見に行きませんか？【名前変換オリジナル】

初仕事1 ページ22

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紘基明日のオリエンテーションでは、〇号館と△号館を歩いて案内する予定なんだけど大丈夫?春野さんにとっては初仕事だけど心配なことは無い?

A〇号館と△号館の案内ですね。わかりました!ノートがあるおかげで勉強できているので、心配はありません。明日は完璧な仕事をして見せます!

紘基そう。なら良かった。じゃあ明日はよろしく。


『とうとう明日だ…決戦は。この前のことも改めて謝らないと』



明日は水曜日…つまりは学生執行部として、初めてのオリエンテーション！大学1年にして講師を受け持ちます！



『〇号館と△号館か…。〇号館は◇号館と2階と3階が繋がってて、△号館にある東側の廊下は…』



こうして見ると大学って本当に広いんだな…。これを全部覚えて、後輩にも教えていく…。学生執行部の人たち全員がそれをして、そのおかげで私たち新入生も安心して大学生活を送れるんだ



『光原先輩に気に入られるためだけじゃなくて…皆のためにも、自分のためにも頑張らなきゃ』



光原先輩のことで頭がいっぱいで、私が学生執行部に入部した意味を忘れてた。私…木村先輩や光原先輩みたいに頑張りたいんだ。


ーーーーー


律「へぇー。じゃあ今日は春野さんが案内するんだ」

『光原先輩もだけどね！本来は2グループに分けて、同時に別の館からスタートするんだけど今回は私が居るから同じ館の少し離れたところからスタートするの。

紀本くんが私のグループだったら、私が案内するからね〜』

律「それはちょっと不安だな笑」

『ちゃんと勉強したから！笑 あっ、もうすぐ先輩来るからいってくる！また後でね』



初仕事…正直、すごく緊張している。でも、それじゃ駄目なんだ。皆が安心して学校生活を送れるように、責任を持ってしなくちゃ！



紘基「あっ、春野さん。丁度良かった」

『光原先輩！お疲れ様です！』

紘基「お疲れ。これ、今日の案内表とグループの名簿。作ってきといたから」

『！！…わざわざありがとうございます！』



案内表は、どこからスタートするとか、ここだけは絶対に案内するとか…そういうのが丁寧に書かれていた。すごくありがたい。



紘基「案内する位置はそんなに変わんないし、わかんないことあったら聞きに来てくれて大丈夫だから。リラックスして、案内楽しんで！」

『はい！』


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