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谷裂side
？？「ここまでやれるとは…」
谷裂「はっ…はぁ…っ」
体力が削られていく
あっちはまだまだ余裕そうだ
俺がやられるのも時間の問題
ん…？
平腹達は逃した
俺が倒れた所で問題は無い
誰も俺を必要としないし助けようとしないから
それに体は思うように動かない
？？「終わりだ。さようなら谷裂君」
谷裂「……ッ」
最悪のことを考え
目を瞑る
が、
いつまで待っても痛みが来ない
なんでだ…？
？？「…ッ…！？」
アイツが吹き飛ばされる
肋角「待たせたな谷裂。話は後で聞かせてもらうぞ…」
？？「…この世界にまだこんな力を持った者がいるとはねぇ」
肋角「お前などすぐ終わる。さっさとかかってこい…」
？？「ゲームオーバーだ…」
肋角「！待て…ッ！」
肋角「逃げられたか」
貴方「大丈夫？谷裂」
木舌「酷い怪我だなぁ」
谷裂「な、なんで…ッ」
平腹「皆んな谷裂に帰ってきてほしいんだよ！」
貴方「早く帰ろう？今日は佐疫がご飯作ってくれるって」
木舌「お酒もあるかなぁ…」
平腹「腹減ったー！」
肋角「程々に…な？」
俺は迷惑をかけたのに
戻っていいのか？
谷裂「……」
貴方「早く行こうよ谷裂。大丈夫…皆んな待ってる」
谷裂「だが…俺は…」
貴方「谷裂のせいじゃないよ。おそらく私達を守るためにやった事だろ？」
貴方「…お前が優しいのは皆んな知ってるから」
手を掴まれ
歩き出す
貴方「おかえり、谷裂」
谷裂「…ふん…っ」
貴方「素直じゃないなぁ…」
ありがとう
ただいま
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作者名：namazu | 作成日時：2018年6月17日 22時
