獄卒がヒーローの世界に行っちゃう話２［ヒロアカ×獄都事変］ (ページ17)

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貴方side

貴方「田噛が気付いてくれて助かった」

何故かって？

私と木舌そこまで土地勘ないからここがどこだが分からなかったんだよ

そしたら意外と頭のいい田噛が気を取り戻してさ

ここが隣町だってことがわかったんだよ

田噛「怠いからおぶれA」

貴方「嫌です。てか、1番回復してるの田噛じゃんか」

田噛「…チッ」

舌打ちされた

A悲しい←

貴方「あ、あれ、災藤さんじゃん！」

木舌「ほんとだ。災藤さーん」

災藤「！よかった…無事だったんだね」

ほっとしたように災藤さんが言う

災藤「さっき肋角からも連絡があってね…佐疫は戻ってきたらしいんだけど平腹と谷裂はいないって…」

平腹と谷裂…

谷裂はともかく平腹まで？

木舌「…そうですか…。」

災藤「今は一回家へ戻ろうか。斬島とAはまだ回復しきってないみたいだしね」

肋角「そうか。ご苦労だったな木舌」

肋角「とにかく今は谷裂と平腹を探すことに「あの…ッ」…佐疫？」

佐疫「谷裂は…何故かは分からないけど…敵側にいました…平腹はそっちに連れ去られて…」

貴方「え…？」

谷裂が敵側？

平腹が拐われた？

佐疫「ごめんなさい…すぐ言おうと思ってたんですけど…中々言えなくて…ッ」

佐疫「それに俺その場にいたのに2人を連れて来られなくて…ッ」

佐疫が俯き身体を震わせながら話す

苦しかったんだろうな

きっと佐疫は自分を責めているんだ

貴方「…私達で助けに行こう？」

田噛「別に佐疫のせいじゃ無いしな…」

佐疫「…っ…」

木舌「皆んなで行けば…何とかなるよ」

佐疫「…木舌に言われるとうざい…」

木舌「え！？」

佐疫「でも…ありがとう…」

肋角「よかったな、元気取り戻して」

災藤「えぇ…そうですね。」