Glory Days 2

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崇裕side







先「はい、こんにちは。今日も元気やねぇ〜、」






Aを抱いて、診察室に入ると


いつものおじいちゃん先生がニコニコしながら待ってくれていた






智「よろしくお願いします、(笑)」







看「さぁ、ちょっとだけ頑張ろうね〜」





泣いてるなんていつも通りのことやから、看護師さんも慣れた手つきで準備をしてくださる








○「ｯ、ちっくん、しない、ｯｸﾞｽ」




「だぁいじょうぶ。たかくんとぎゅってしてたらすぐ終わるから。」






やだやだと首を振るAを俺の膝の上で抱きかかえ、


望が足を固定し、顔は注射を見ないように智洋が自分の方に向けてくれてる








智「あ、これ終わったら楽しいことしよってともくん考えててんけどどう？？」







智洋が気を紛らわそうと色々話しかけてるうちも、俺は謎に緊張してしまって


足を固定してる望の顔もなんだか緊張ぎみ







先「よっしゃ、すぐに終わるからな」





そんな俺らを見て先生も早く終わらせてくれようとしてはる







○「ともくっ、ｯｸﾞｽ」





Aが智洋の名前を呼んだその一瞬











○「いだぁぁぁぁぁい！！泣」






先「はい、終わったよ〜」






　

Aの泣き声で打たれたんやなってわかった俺たち





ほんまに一瞬すぎて、ちゃんと針刺さったんか？って感じやけど(笑)








「ありがとうございました。」





3人でお礼を言うて、泣きじゃくるAと診察室を後にする






今年も無事に(？)終わってくれたことに一安心

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