《文スト》ポートマフィアの妹ちゃん

変わった ページ29

『…ん〜…………』

閉じていた目をあけた

随分懐かしい夢をみていた

太「ふふ、まだ眠そうだね」

『治くん、ずっとここにいたの？』

太「中也が仕事しろって五月蝿いからね…資料を見てたんだよ、まったく私が幹部候補になってからもっと五月蝿くなったよ、首領に任される仕事も増えたし」

治くんは17才の最年少幹部候補となった

お仕事があまり好きじゃない彼は幹部候補になってもお仕事をあまりしないみたい

『パパもいってたよ？治くんが報告書を書いてくれないって』

私はこうやって他愛ない話をするのが好き

16才になった私は異能力を使って少しずつマフィアに貢献している

殺しはしないけど、武器の運送を手伝ったりと簡単な仕事をしている

私と治くんと中也くんと奏ちゃんは四人で集まることはあまりないけど関係は変わった

奏ちゃんは私の所から中也くんと行動するようになった

中也くんがパパに頼んだみたい

そこから二人は恋人になったそう

奏ちゃんがいなくなって１人になった私は

治くんと共にいることが多くなった

それでも治くんはまだ私の心の中での王子さま

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