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夢幻泡影20:ナンパ撃退 ページ34

『散々な目にあった…』

気の効く安室さんは飲み物を買いに行ってくれた。
自分で買いに行こうとしたが体を心配してくれて今日影のあるベンチに座ってグロッキーな気分になっている。



「よぉ、ネーチャン。俺らと遊ばないか?」

…おいおい、今グロッキーな気分だって言っただろ。←

てかコレってナンパだよね?ナンパされるの生まれて初めてだ。



『悪いな。連れがいるから今日は諦めてくれ』

「ネーチャンどこら辺に住んでんの?」
「ジェットコースター乗る?」


コイツらに会話は成立しないらしい。
てかうるさい…


『連れが、いるから、諦めてくれ』

「もしかして彼氏ぃ?やめとけよ彼女放り出して何処かに行ってるんデショ?」


いやいや、彼氏じゃないし。
そもそも安室さんは気を使ってくれたわけだし?
勝手に両隣に座ってくんなや←←

などと考えているとスルリと肩に手を回されて、思わず立ち上がってしまった。



「お、ネーチャン一緒に行く?」

その辺りでプツリと堪忍袋の緒が切れた音がした。

再び肩に手を回されてその腕をもう一人のナンパ野郎の方へと背負い投げをする。
ちゃんと人に当たらないように確認したから巻き込まれた人はいない。


『なぁ、まだやるかこの茶番』


するとヒィッと言って逃げた。
ざまぁ。←


「Aさん、ごめんなさい!
もっと早く戻っていれば…っ」

丁度その時安室さんが走って戻ってきた。

『特に問題はなかったぜ。
あぁ、その水いくらだった?』


「今日くらい奢らせてくださいAさん。
先日失礼なことをしてしまったので…。

それに絡まれたらすぐに助けを呼んでください」


最後の言葉の後ににっこりと微笑みかける。
その笑顔に軽く恐怖を感じて

『ア,ウッス』

と答えてしまった。

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設定タグ:名探偵コナン , 降谷零 , トリップ   
作品ジャンル:恋愛
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paranoia(プロフ) - モチモチ納豆さん» コメントありがとうございます!やっと恋愛っぽくなりだしてこれたので今後の展開も楽しんで頂けると嬉しいです(^^) (2018年3月20日 22時) (レス) id: 1c11084766 (このIDを非表示/違反報告)
モチモチ納豆 - 毎回楽しく見させてもらってます。 更新頑張ってください!! (2018年3月20日 21時) (レス) id: 73b1cc3c0a (このIDを非表示/違反報告)
paranoia(プロフ) - めーめさん» ご指摘ありがとうございます変えさせていただきました…!まだまだ編集とか慣れていなくて…(汗)リンネ君、良いお兄ちゃんだった…(涙) (2018年3月19日 12時) (レス) id: 1c11084766 (このIDを非表示/違反報告)
めーめ(プロフ) - 3ページ目、1番最後名前変換の所ら辺がミスってます? リンネ君ー帰って来てー!! (2018年3月19日 12時) (レス) id: 8e356b7e31 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:paranoia | 作成日時:2018年3月19日 4時

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