↪︎好きな人/inm・hbc ページ10
「片想い(だと思ってる)相手に好きな人がいると知ったヒーロー」
※ライバー夢主
※夢主の好きな人はヒーロー、両片思い
◻︎伊波ライ
「へぇ〜、そうなんだ!…オレの、知ってる人?」
す、好きな人!?オレの聞き間違い!?と思いつつ、彼女を見ると目が泳いでいる様子からして、聞き間違いではないと判断して笑顔を作る。でも、内心ではめちゃくちゃ複雑な気持ちになる。そりゃ好きな子が好きな人いると知れば、複雑にもなる。
どんな人なんだろ…応援できるかな、いや応援したくないけど。でも…と悩みながら、彼女が頷くの見て「…そうなんだ」と、曖昧な相槌を返すことしかできなくなる。あれか!?配信で絡んでた人とかだったりする!?と、内心大騒ぎしてる。
ちらっと彼女を見ると、ちょっぴり恥ずかしそうで。…好きな子の恋してる顔可愛いけど、つれ〜!!となりつつ、でも好きな人と結ばれたら幸せだろうな…とぐるぐる悩んで、その場では答えを出せず、本音を隠すメカニック。
後日から好きな人いるって言っちゃった…とそわそわしてる彼女と、両思いなのが発覚するのは時間の問題だったりする。
◻︎緋八マナ
「え。…好きな人!?おめでと〜!どんな人なん?ちゃんと聞かして〜!」
一瞬固まった後、ニコニコと笑ってそう言うも内心では自己嫌悪の真っ最中。な〜んで、咄嗟に出てくる言葉が「おめでと〜!」なん、緋八マナ!!俺のあほあほあほ!!と酷いことになっているが、顔には出さない。
いつも通り、賑やかに、彼女に祝福を。なんて自分を鼓舞しながら、動揺が悟られないように必死。
好きな子の幸せが一番だと身を引こうとするも、諦めきれない自分もいて。「あー…でも、あれやな。そいつがもし、ろくでもないやつやったら、俺がぜーったい助けたるからな!なんたって、俺ヒーローやし?そういう時こそ、マナくんを頼ってほしいわ〜」と、精一杯の強がりを彼女に告げると、瞳を揺らして彼の服の裾を掴む。意を決したように、その人とうまくいくかは賭けなんだよね。聞いてくれる?と言う彼女に「あれ?」となりつつ頷くコメディアン。笑って、その時はお願いねで終わりだと思っていた模様。まぁ実際は、好きな人は目の前の彼なわけなので…後はお察しの通り。
↪︎好きな人/hsrb・usm→←5:好きな人/kyng・sik
546人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:613 | 作成日時:2024年3月28日 0時