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↪︎照れ屋/O(hbc・sik) ページ15

「照れ屋な彼女に珍しく、くっつかれたOriens」
(緋八マナ、佐伯イッテツ)


◻︎緋八マナ
「ん!?…夢かと思ったわぁ」
大きな声で驚いた後、そっと手を握ってきた彼女をチラッと見て、小さな声で噛み締めるように言う彼。
手を繋いだのは彼女だというのに、顔を真っ赤にしている彼女に愛おしさが込み上げて、口角が上がってしまうのを隠しながら内心大喜び。俺の彼女かわええ〜!最高〜!
「あ、ちゃうんよ??嫌がっとるんやのうて…えーと、めちゃくちゃ噛み締めとった。嬉しいんよ。君から手繋いでくれて」そう言いながら、手を強めに握り返す彼の笑顔が眩しくて照れてしまう彼女。握り返されてしまって、離すに離せなくて顔真っ赤にしながらあわあわしてる彼女と、手を握りながらニコニコしてる彼の図が10分くらい続いたとか。


◻︎佐伯イッテツ
「エッッ!?」
珍しい彼女からのスキンシップに恐る恐る彼女を見る。めちゃくちゃ可愛い〜、嬉しい〜!けど、何か言ったら恥ずかしがって離れちゃうかな…と考えて、オロオロしてる絶対的ヒーローさん。嬉しさを噛み締めて、口を開いたり閉じたりしてる。彼が戸惑っているのを、彼の服に顔を埋めながらも気づいた彼女が、嫌だった?と問いかけてくるのを聞いて、思わず声が大きくなる。
「い、嫌だなんてそんな!す、すごく嬉しくて…。君からこうやって触れ合ってくるの珍しいから、噛み締めてたっていうか…変なこと口走ったら、もうしてくれないかと思って」なんて、早口になる彼に照れくさくなりながら頷いて、ちょっとだけ抱きしめる力を強める。「変な声出た…い、今のはちょっとびっくりしただけで…まって、カッコつけさせてくれ!だ抱きしめ返すからね!?」精一杯カッコつけようとする彼が抱きしめ返そうとするのに、緊張からか手が震えているのが触れる背中から感じ取れて、愛おしくなる彼女。

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作者名:613 | 作成日時:2024年3月28日 0時

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