28話 策略 ページ29
ートウマsideー
Aと一度分かれて十分程。僕たちはDr.カメレオンという妖怪と対峙していた。この妖怪が崎山ケンからイケメンオーラを奪ったらしい。理由はどうであれ、オーラは返してもらわなければならない。
「召喚!私の友達、出てこいジバニャン!」
「シャアアア!」
シャドウサイドになったジバニャンが戦闘態勢に入るが...
「ふーん...
シャアアア!」
「!?」
カメレオンはなんと、ジバニャンに変身してしまった。ジバニャンが百猫列弾を打つが、カメレオンも同じように打ってきた。
「技までコピーしちゃうの?」
あっという間にジバニャンはやられた!
「ここは僕が...
憑依!幻魔・義経、我に力を!」
「義経、参上」
義経に憑依するが、これもまたコピーされてしまった。これじゃ打つ手がない。
「どうしよう...」
「もう終わりか?なら解剖してやるよ!」
こんなタイミングで携帯が震えた。Aから電話だ。以前連絡先を交換しておいた訳だが、交換しておいてよかったかも。そういえば分かれたけど何を考えているのか。
「もしもし?」
「もしもし。とりあえず、周りにある窓全部開けられないか?」
「えっと、分かった」
窓開けてどうするんだろう。換気?
「ミッチー、お願い!」
急いで窓を開けていく。カメレオンが何をしているんだ、と言わんばかりの目を向けている。
「ん、いい感じ。あのカメレオンか...」
「え、見えてるの?てか、一体どこに...」
「あんまり動くなよ!」
僕の声を無視して静止の声をあげる。彼女は一体、何を考えているのか。
次の瞬間。どこからか飛んできた矢がカメレオンを直撃した。まさか、Aが打ったのか。
「うわああああ!」
「どうなってるんだ?」
「五百雀さん?」
きっと、そうだ。また、彼女に助けられてしまったんだろう。
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Milkcat(プロフ) - 珠華姫さん» ありがとうございます!楽しんでもらえるような小説が書けるように頑張ります! (2019年8月7日 22時) (レス) id: f6a5fa765e (このIDを非表示/違反報告)
珠華姫(プロフ) - すっごくおもしろいです!更新頑張ってください!無理はしないで下さいね。楽しみにしてます! (2019年8月7日 21時) (レス) id: 8b16303676 (このIDを非表示/違反報告)
Milkcat(プロフ) - kotorin♪さん» 感想ありがとうございます!更新遅くなってしまってますが、出来る限り更新するので読んでいただけると嬉しいです! (2019年7月28日 23時) (レス) id: 444fb6a5c2 (このIDを非表示/違反報告)
kotorin♪(プロフ) - 凄く面白いですね!続きが気になります!頑張ってください! (2019年7月28日 21時) (レス) id: cc2a8c7850 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Milkcat | 作成日時:2019年7月19日 10時