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22話 不思議な気配 ページ23

うすらぬらの書き込み主によると、なんだかよく分からないカメラアプリを使って写真を撮った後顔がイケメンになって、その後顔が消えて体も...ていう感じらしい。それが連続行方不明事件の真相だとしたら、妖怪のせいだと言えるがどうなのだろうか。
「話は聞いたでど、これからどうするか...」
有星がまた頭を悩ませる。ただ、姫野さんの前ではいい顔したいらしく、かっこつけている。いや、まあそんなに...直接的な言葉には表さないことにしておく。
「案ならある」
思いついた案、というのは...
「その、カメラのアプリを使ってから消えたんだろ?だから、アプリの制作に関わっている会社とか、アプリのイベントに行くというのはどうだ」
「それはいいね」
言ったのはいいんだが、致命的なのはそういった類いのものに私自身弱いから、会社がどうとかイベントとか自体のことは知らないが。
「そうゆうことなら今度イベントやるって広告があったと思うよ」
「じゃあ、それに行こう。クラスにも使ってる人結構いるから、被害が広がったら良くないし」
週末にスマホアプリ、プリティーハンサムっと言ったけな...のイベントに行くことになった。

 イベント当日、会場に着いたが...
「人が多い...」
「ん...もしかして苦手?」
そんなこともない、と適当に返し、会場を進んでいく。いや、実際人混みが無理な訳ではないが、あんまり出向くことがないから動揺してはいるっていうだけなんだ。
「あ、あそこ!プリクラあるよ!ナツメちゃん、Aちゃん撮ろ!」
「なんで私もなんだ...調査に来ただけだろ...」
プリクラとか嫌なんだよ。なんでか?そうゆうキャラじゃないだろ、だからだよ。
「私はいいよ...ってあれ、酒呑くん?」
 天野さんが指指した先にはなんだか全身黒って感じの男の人がいた。同い年だろうか。酒呑くんと呼ばれたその人はこちらに気づいたらしく、歩み寄ってきた。
「天野さん、奇遇だね」
「知り合いか」
「五百雀さんは分からないかな?私のクラスの酒呑 ハルヤ君って言うの」
なるほど...同級生なのか。
「五百雀 A。よろしく」
「こちらこそよろしく。それで、どうしてここに?」
割とつっかかってくるタイプなのだろうか。でも、こいつ...
「なんか面白そうなイベントだなーって。酒呑くんは?」
「俺も同じような理由だ。お互い楽しめるといいね。それじゃ」
少し会話をして酒呑と別れた。あいつ、なんだか分からないが不思議な気配を感じるんだよな。警戒しよう。

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設定タグ:妖怪ウォッチ , シャドウサイド , 月浪トウマ   
作品ジャンル:アニメ
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Milkcat(プロフ) - 珠華姫さん» ありがとうございます!楽しんでもらえるような小説が書けるように頑張ります! (2019年8月7日 22時) (レス) id: f6a5fa765e (このIDを非表示/違反報告)
珠華姫(プロフ) - すっごくおもしろいです!更新頑張ってください!無理はしないで下さいね。楽しみにしてます! (2019年8月7日 21時) (レス) id: 8b16303676 (このIDを非表示/違反報告)
Milkcat(プロフ) - kotorin♪さん» 感想ありがとうございます!更新遅くなってしまってますが、出来る限り更新するので読んでいただけると嬉しいです! (2019年7月28日 23時) (レス) id: 444fb6a5c2 (このIDを非表示/違反報告)
kotorin♪(プロフ) - 凄く面白いですね!続きが気になります!頑張ってください! (2019年7月28日 21時) (レス) id: cc2a8c7850 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Milkcat | 作成日時:2019年7月19日 10時

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