1話 新しい ページ2
(最初に何も書かれていない時は基本夢主視点です)
慣れない廊下を初めて見た先生と二人、歩いていく。別に、変わった景色だった訳でもない。新しい学校は此処か、そう思うだけだ。私は今日からさくら第二中学校に通うことになる。いわゆる転校生だ。
理由を少し語るとすれば、親の離婚だろう。元々私が原因の離婚だが。詳しいことはさておき、私は父親に引き取られた。その後、父の故郷であるさくら元町に引っ越し今に至る。
教室の前で少し、中の声を聴いた。
「今日からここに新しい仲間が加わる」
先生のその言葉の後、すぐに教室はざわめく。
「転校生か」
「どんな子だろう」
「可愛い女の子だといいな」
転校生という言葉を聞くと、誰もが期待してしまうらしい。だが残念、私は期待通りのことは出来ない。
先生の入れの声の後、躊躇無く教室に入り、堂々とした態度で私は言った。
「五百雀 Aです。よろしくお願いします」
教室が静まりかえった。言わんこっちゃない...期待外れだっただろうに。
「五百雀の席は1番後ろの窓側の席だ」
こうして私の新しい生活が始まったが、少したりとも期待はしていない。
1時間目は数学らしい。みんな口々に文句を言っていた。そんなにみんなして数学嫌いなのか...まあいい。私に幻滅しただろうし、私は一人でゆっくり...
「ねえねえ五百雀さんってどこから来たの?」
「珍しい苗字してるよね」
「お昼食べない?」
嘘だ...と思った。男女問わずたくさんの人が私を取り囲んでいた。私なんかに興味があるのか、物好きな人たちめ...結局色々な人に絡まれて1日を過ごした。
ラッキーカラー
あずきいろ
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
35人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Milkcat(プロフ) - 珠華姫さん» ありがとうございます!楽しんでもらえるような小説が書けるように頑張ります! (2019年8月7日 22時) (レス) id: f6a5fa765e (このIDを非表示/違反報告)
珠華姫(プロフ) - すっごくおもしろいです!更新頑張ってください!無理はしないで下さいね。楽しみにしてます! (2019年8月7日 21時) (レス) id: 8b16303676 (このIDを非表示/違反報告)
Milkcat(プロフ) - kotorin♪さん» 感想ありがとうございます!更新遅くなってしまってますが、出来る限り更新するので読んでいただけると嬉しいです! (2019年7月28日 23時) (レス) id: 444fb6a5c2 (このIDを非表示/違反報告)
kotorin♪(プロフ) - 凄く面白いですね!続きが気になります!頑張ってください! (2019年7月28日 21時) (レス) id: cc2a8c7850 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Milkcat | 作成日時:2019年7月19日 10時