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em side
夜。キャンドルファイヤーでの学年レクも終わって、そのまま旅館内のホールで談笑したり遊んだりして楽しんでいる中。
ホールの外では、メンバーの数人が集まっていた。
「大先生はいつも通りおらんのやな」
「あいつはもう知らんゾ…」
トントンさんが呆れながら呟く。その隣で、虫でも見るような目を浮かべホールの方を見るはグルッペンさんだ。
取り巻きが出来る前に早々と出てきた彼らは、自分たちが来たときには既にここに居た。
指スマをして遊んでいる彼らは到底人気の学校トップだとは思えんかったけど。
「さっき聞いたけど、エミさんとロボロ、Aと昼居てくれたんでしょ？楽しかったって」
「そんなにおもろいやつなん？」
さも自分のことのように笑うひとらんさんと、そんな彼を興味なさげに見ているゾムさん。足を揺らしている彼はかなりつまらなさそうだ。
大先生は言わずもがな。そんな彼に巻き込まれたのは今居ない人たちだ。
オスマンさんはしんぺいさんと話をしているらしいが…まぁ、内容は深く聞かない方がいいだろう。
「ふーむ。俺もゾムもエミさんと同じでクラス遠いしな。接点もなけりゃあ話す機会もない…実際どんなやつなんだ」
「んー、今回は偶然でしたしね。大人しげですけど、話してみると…ですかね」
昼間のことを思い出す。
人と話す時は確かに遠慮がちだが、なにかを作るとき、写真を撮るときも彼女は随分と楽しそうで、きっとあれが素なのだろうと思った。
「…そういやひとらんさん」
「え、俺？」
話している中で一つだけ、気になったことがあった。
「…彼女、昔になにかありました？」
彼女と別れた後、ロボロさんと話したことだ。問えば、彼は驚いたよう目を見開く。
「…Aから何か聞いた？」
声は小さい。彼の変化に気づいたのか、話をしていた他のメンバーも黙りこくる。
「いえ。ただ、会話中に謝ったりする頻度が多いなと。あと引っかかったことがあって」
ロボロさんの言葉を聞いて、動きが止まったとき。あの後彼女が浮かべた笑顔は…まるで作り笑顔のようだった。
「んー…なら、俺からは何も言えないかな。それを話していいかは、Aが決めることだもん」
苦笑を浮かべる彼に、これ以上聞く気は起きない。ただ予想が確信に変わっただけだが、それだけでも大きな情報だ。
「まぁ、Aとやらの事はこれからとして…全員で指スマやるゾ！」
「さっきの泥仕合またやる気なんかあんた…！？」
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森樂(プロフ) - ライアさん» 名推理！わかっていただけて安心しました、大正解です！！ (2020年12月25日 6時) (
レス) id: 319bfda70e (このIDを非表示/違反報告)
ライア(プロフ) - なるほど、名探偵のようなポーズ…実写動画でのお決まりポーズですよね？！ (2020年12月24日 22時) (レス) id: a00b590788 (このIDを非表示/違反報告)
森樂(プロフ) - 小豆さん» 私も美術部員ですこんにち((ありがとうございます、引き続きよろしくお願いします！！ (2020年12月23日 21時) (レス) id: 319bfda70e (このIDを非表示/違反報告)
小豆 - 同じ美術部員ですどう(((めちゃ神作ですね！！（確定）これからも更新応援しています！ (2020年12月23日 11時) (レス) id: 73726d907e (このIDを非表示/違反報告)
森樂(プロフ) - つむ(^p^)**さん» ありがとうございます嬉しいです（号泣）作品の展開的にキャラに偏りありますが続々と出せていけたらなと思うので（願望）これからもどうぞよろしくお願いしますー！ (2020年12月21日 15時) (レス) id: 319bfda70e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：森樂 | 作者ホームページ：https://twitter.com/Sinra_ura_d?s=06
作成日時：2020年12月3日 23時
