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2.自己紹介と彼ら ページ3

本当に一瞬だった。
気がつけば薄暗い場所からどこかの廊下だろうか。

『瞬間、移動…?』

v「こんなの、私にとっては容易いことですよ。」

あたりを見渡すと赤いカーペットに少し不気味さを感じる蝋燭。

この不気味さのせいで寒気がする。

彼が近くにいて本当によかった。


v「さあ、こちらです」

ギィーと嫌な音を立てながら開いた大きなドア。

そのドアの向こうには5人の男の人がくつろいでいた。

「あーやっと来たのか!遅いぞ、待ちくたびれた!」

「Well.well…待ってる私も美しい…」

「来たか、エイトフット、起きろ」

「…ん、おぉ…」

「来るの楽しみだったんだよねー、はやくお茶会を開こう!」


この場を見て私は個性が強すぎてまとまりがないと思ってしまった。

失礼だけど本当のことなのだからしょうがない。

大きめに咳払いしたMr.Vに反応して周りが静かになる。


v「今日から彼らと共に暮らすんだ。
A、まず君が自己紹介しなさい」

『初めまして、Aです。よろしくおねがいします』


私が一礼すると、真っ先にこちらに来て大きな声で挨拶してくれたのは距離感バグりまくりのハートの男。


Jh「僕の名前はジャックハート!ハートのクイーンがマスターヴィランズ!よろしくね可愛いアリス!」

アリスとは?と思ったけれど、突っ込むと長くなりそうだから辞めておこう。


次はジャックハートと名乗った男とすごく仲良さげに肩を組むこちらも距離感バグりまくりのわんちゃん。


dm「僕はMr.ダルメシア。マスターヴィランズはクルエラ様だ。よろしくな」

ふふん、と自慢げに笑っている、やはり犬だ。

次は少し距離をとっている黒と赤の高身長男。
身長何センチなんだろ。


ap「アップルポイズンだ。ウィックドクイーンがマスターだ。よろしく、レディオリヴィア」


1番話が通じそう。
ほのかに林檎の匂いした。

続いて鏡を見つめて全くこっちを見ようとしない黒と紫の男。


mf「私の名前はマルフィ。我がマスターはマレフィセント様。あぁ自己紹介する私も美しい…」


多分ここの方が1番話通じない気がした。


最後に髪型が特徴的なクマがひどい男。


ef「エイトフットのジョー、マスターはアースラ様だ。」

挨拶も簡単に、もう疲れて寝たいオーラが凄かった。


『えっと…宜しくお願いします』

なんか、正直色々と不安になってきた。

大丈夫かな…

3.疑問→←1.早すぎる展開



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山椒魚 - 分かります笑 あたしも最近までバリバリ標準語だと思ってました笑 (2019年3月23日 18時) (レス) id: f9efa22935 (このIDを非表示/違反報告)
bat(プロフ) - 山椒魚さん» うぇ!?むつけるってバリバリ標準語だと勘違いしてました…w (2019年3月22日 1時) (レス) id: b9b1a0ad9e (このIDを非表示/違反報告)
山椒魚 - わー!やっぱりー! むつけるという方言が出ていらっしゃったので! (2019年3月21日 22時) (レス) id: f9efa22935 (このIDを非表示/違反報告)
bat(プロフ) - 山椒魚さん» そうですよ(/´∀`*) (2019年3月20日 23時) (レス) id: b9b1a0ad9e (このIDを非表示/違反報告)
山椒魚 - 作者様は東北の出でいらっしゃいますか?? (2019年3月20日 18時) (レス) id: f9efa22935 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:but | 作成日時:2018年10月5日 0時

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