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一週間後。
6月も半ば、段々と蒸し暑くなってきた今日この頃。
「Aシャワーありがとな」
今日は望とお泊まりデートでっす…
ドキドキ…
「う、うん」
「髪乾かしたん?」
「うん望が入ってるうちに」
「準備バッチリやな♡」
「いやその別にそんなんじゃ!//」
「かーわい♡ベッド行こ♡」
手繋がれて、狭い寝室に…
心臓から音が聞こえそうなくらいドキドキしてるって…
ドサッとふたりで倒れ込んだシングルベッド。
「……もう我慢できへんよ。」
「わかってる、いいよ…?
…す、好きにしてくださいっ!、?」
「ちょ、何言ってん…あかんやろ…
今の一言で完全に制御機能失ったわ」
「へ!?なんで!?その、むりだよ!?普通にしてね!?//」
「んー、最初やしできるだけ頑張る♡」
やっと望と…っていう嬉しさと、
めちゃめちゃ消臭スプレー(フレグランスの香り)したけど、淳太くんの匂いちゃんと消えたかなって不安が頭の中を支配して
実は集中できてません、ドキドキのせいでもあるけど。
「っのぞ…、」
「そんな可愛い声出すなって
……もう、やばいわ」
軋むベッド、歪むシーツ。
静かに、だけど激しくて壊れそうだった。
望の愛を沢山感じられて、頭も身体も初めて望でいっぱいになった気がして嬉しかった。
のに、
心のどこかでは淳太くんのことを思い出してる自分がいて、行為中に自分に冷めた。
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らみ(プロフ) - はるさん» ありがとうございます!!!嬉しいです(T_T)更新頑張りますね!!! (2019年3月4日 21時) (レス) id: e8ab226f15 (このIDを非表示/違反報告)
はる - すごく話が大好きで、大人な恋愛する淳太くん最高に最高なので更新待ってます(´;ω;`) (2019年3月2日 8時) (レス) id: 57649eb6f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:らみ | 作成日時:2019年2月13日 2時