80 ページ30
80
･
･
ヒュ〜〜……パーーーン
紺色の夜空に派手に咲く打ち上げ花火を、望と手を繋いで見てた。
お互い無言で、望は何考えてるのわかんない。
私はこんな時でも淳太くんのことを考えてるんだけど…
あんな笑顔あの人にしか見せないのかなって
いつ結婚するのかなって
「…なぁ、A」
「んー？」
「来年も再来年も一緒に来よな」
「…うん、もちろんだよ」
花火のフィナーレでそんなこと言われたらうんって言うしかないし、
私は最終的には望を選ぶんだから嘘ではないよね？
淳太くんは今だけ、だから許して、なんていう最高のわがまま。
「見て見て凄ない？めちゃめちゃでかいやんこの花火」
「ふふっ、ほんとだね」
バーンと最後に打ち上がったのはピンク色の大きな花
おぉ〜ってみんなから声があがった。
この人混みの中に淳太くんもいるんだなぁって。
綺麗な花火よりも、私は淳太くんを思う。
続く (更新停止中)
お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←79
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 177人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
らみ(プロフ) - はるさん» ありがとうございます！！！嬉しいです(T_T)更新頑張りますね！！！ (2019年3月4日 21時) (
レス) id: e8ab226f15 (このIDを非表示/違反報告)
はる - すごく話が大好きで、大人な恋愛する淳太くん最高に最高なので更新待ってます(´；ω；`) (2019年3月2日 8時) (レス) id: 57649eb6f0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：らみ | 作成日時：2019年2月13日 2時
