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7月もあっという間に終わりに近付き、今日は例の花火大会の日。
望は免許持ってないから今日も最寄まで電車で。
「めちゃめちゃ似合うやん浴衣！」
「そうかな？ありがとう」
この日のためにわざわざ新調したネイビーの浴衣、気に入ってくれたみたいで安心した
淳太くんの前で泣いちゃった日から、淳太くんは会社で私にちょっかいかけてこなくなったし、なんならあれからふたりきりで会ってもないなぁ…
確実嫌われて、もう終わりなのかなって察していた。
「Aと来れてよかった」
「私も望と来れてよかったな〜」
180以上ある高身長だし、顔はかっこいいし、望こそ甚平が似合いすぎで
すれ違う女の子達が振り返ってまで見てるよ？
「やっぱ人多いな〜
おし、行くで。迷子なるなよ。」
手繋ごう？とかはいって差し出されるとかじゃなくって強引に繋がれた手から幸せが溢れ出す。
「そんなぎゅってしなくても迷子ならないよ？」
「わからんでそんなん、A変なやつに着いていきそうやし」
「着いていかないもん！」
「はいはい、ええやろ？手握るくらい」
この人は嘘偽りなく私の事を好きでいてくれてるんだなあって…
下駄だからっていつもよりちょっとゆっくり歩いてくれてることも、わかってるよ。
「ありがとね、のんちゃん」
「は？急になんなん？こわっ」
「んーん、なんでもないよ」
ぎゅうって手を握り返した時
「あっ」
望が何かに気付いたように声を上げた。
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らみ(プロフ) - はるさん» ありがとうございます！！！嬉しいです(T_T)更新頑張りますね！！！ (2019年3月4日 21時) (
レス) id: e8ab226f15 (このIDを非表示/違反報告)
はる - すごく話が大好きで、大人な恋愛する淳太くん最高に最高なので更新待ってます(´；ω；`) (2019年3月2日 8時) (レス) id: 57649eb6f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らみ | 作成日時：2019年2月13日 2時
