【鬼滅の刃】僕の新しい家族【累】

story 20 ページ21

「ヒノカミ神楽、円舞！！」


炭治郎さんの声が聞こえてその方向へ向かうと累が操っている糸を切りながら近づいていく彼の姿が見えた。累が本気を出し始めた。本気を出す前に止めないといけないのに、彼らの動きが早すぎて私はついていけない


「っ...累っ！！！！」

「っ、A？」


今自分が出せる精一杯の声で累の名前を呼ぶと累と炭治郎さんがこちらを向くが、2人の動きは止まらない。私の声よりも戦いに集中してしまっている。そんな時だった、累の糸がいきなり燃えて炭治郎さんの刃が累の首に到達する


「や、やだ、やめて、」


私には累しかいないの。初めて欲しいと思えた、ずっと一緒にいたいと思えた人なの。やめて、炭治郎さん。私は貴方を憎みたくない...


「やめてぇぇぇぇぇえ！！」


私が叫ぶも意味はなく、炭治郎の刃が累の首を吹っ飛ばした


「あ、あ...る、い、累っ...っぐ、」


痛む足を叱咤し、累の元へと駆け寄る。炭治郎さんは地上に叩きつけられた女の子の元へ地を這いながら進んでいく。累が死んだ？死んでしまったの？私を置いて、いなくなるの？


「そんなの、ダメだよ。私まだっ、累の願い叶えてないっ...」

「大丈夫だよ、A。これから叶えればいいんだから」


涙を流す私の頭をポンポンと優しく撫でた累の手。もう一方の手で糸を使って顔を引っ張る


「あ...生きてた、の？」

「自分の糸で首を切ったからね。じゃあ、あの兄妹は絶対に殺してくるよ。そうすれば邪魔者はいなくなる。ずっと一緒にいよう、A」

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22話やばみざわでしたね

友達から実弥さんのことは聞いてたので嫌いになるどころか私は好きになりました

あの手紙のシーンは泣きました普通に。禰豆子来週どうなるの...？

楽しみですね！！

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