人間のクズ。

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【将来は弁護士か？！】


_____ごめんなさい。そんな大したものにはとてもなれません


【じいちゃんが大学まで行かせてやるからな！】



____ごめんなさい。そんなにプレッシャーをかけないでください







本当は善意で言ってくださったのかもしれません。それでも私は最低な人間なので、疑うことしかできませぬ。




あなたがあの目をしなければ、私があの目を見なければ、







私がまだ幼い時、兄は不登校になりました。

その時の、その時の祖父の軽蔑しきった冷たい瞳は、荒い口調は、未だに私を沼に引きずりこむのです。





私は良い子でいなければ。普通に良い子でいなければ、そうでなければ、









未だに忘れはしません。
未だに鎖でございます。






少し前、ある方がおっしゃいました。

「あなたの言うことは子供だから言ってられること」




そうでございます。けれども、けれども、子供だから言えることを言ってみるのも悪くはないと思いませんか？


子供で何が悪い。




冷たい目をするあの大人になれと言うのか？
人をそれこそゴミのような目で見た、あのような存在になれと？


毎晩、子供にバレていながら口論をし、止めた子供に何も分からぬと突き飛ばしたあの大人になれと？






かと言って、何も分からぬ子供にもなれませんでした。今は中二病と呼ばれる年齢かもしれませんが、私は小学校の時からそうでした。


小学校の時から、世の子供の当たり前を理解できずにいました。


自分を偽り、作り笑顔の練習と、嘘の会話の仕方を考えておりました。








私には分かりません。

昔から言われてきた“大人っぽい”とはなんですか？



あの汚く、つまらない大人だと？






“子供らしい可愛さ”とはなんですか？






何も考えられず、人の迷惑も気にしないで騒ぐ馬鹿みたいに明るいガキですか？




そんな人様の迷惑になる子供になれと？









世界は箱でございます。


選択など、箱の中にコロがざれたどの餌を食べるかにすぎません。



間違った餌を食べたら腹を壊すものです。







それなら何もしたくない、選択も、餌に群がることもしたくない。




結果私は人間のクズになりました。


死にたがりになりました。死ぬ勇気もないくせに。





あぁ、何も分かりません。
誰も分かりません。




だから求めるのです。

正解でなくても良い、だから答えを、教えて欲しい。

そう願うのです。

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