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ぼやけて見えるのです。目はいいはずなのですよ?それでも、スマホの画面がどうしてもぼやけて、ぼやけて、見えないのです。
生まれたからそこにいる。
生きる理由も見つからない。
けど、そう。そうみたいだ。
私が言ったことなのに、私は忘れてしまっていた。
ダメですね。心底ダメです。笑えて来ます。泣きながら、口角が変に上がります。
私はかつて友人に言いました。
《たかがひと一人の為に生きろ》と言いました。
私も、例え、例え、世界が、私が消えてもなにも困らないのだとしても、私は生きなければなりません。
一人、言ってくださったのです。
生きていて欲しいと言われたのです。
人は、言葉なんてかけられなくても、生きていけます。
それでも欲しいと思いませんか?
温かい言葉を求めませんか?
あー、心が痛い。目が変です。頬がね、温かいのです。
私は生きましょう。たった数人、たった数人の為に、片手で数えられる人数のために私は生きねばなりません。
あぁ、優しいお方、ありがとう。
私は世界を箱だと思う。
世界を見るとして、それは箱の
上を歩くか、
下を歩くか、
横を歩くか、
それらに過ぎない。
人生で私ができる選択は、箱の中に転がされたどの餌を食べるかに過ぎない。
そう。本当の自由とはなんだろう?
そんなもの、不確かなもの、分からぬもの。
どの餌を選ぶか、
そして私は、この場を選んだ。ここで、私の意思を、人生を、経験を、伝えた。それが箱の中でできることだったから。
例えそれが、箱の中での運命だったとしても、私は満足しています。
たくさんたくさん、もう結構です。
これ以上、この塩水が目から流れたら、私はこれを書けなくなる。
あー、おかしい。
恥晒しのつもりが、助けられてしまった。
ええ、ええ、
あなた様、忘れないでください。
覚えていてください。
これを読んでくれているあなた様は、私にとって大事なお方。
ありがとう。ありがとう。感謝感謝。
思いよ、届け、精一杯の感謝とお礼を。
あぁ、ありがとうございます。
語彙力のかけらもないね。ありがとうしか言えませぬ。
明日からはもっとマシなことを書けますように。なんてね、
今はお許しください。何たって目の前がぼやけたままなのだから。
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魅月 桜花(プロフ) - 弓月さん» そうですね。辛いことがまたあったら相談に行かせてください。あなた様も何かありましたら私は絶対ボードにてお返事いたします。優しいお言葉、本当にありがとうございます。コメント、本当に嬉しかったです。 (2018年6月8日 20時) (レス) id: bb7045b574 (このIDを非表示/違反報告)
魅月 桜花(プロフ) - 弓月さん» 私と同じような環境の方も確かにいるんですね。コメントありがとうございます。偽善なんて思っていませんよ。それに、偽善かどうかは私にとって対して大切ではないのです。どんな理由であり、手を差し伸べてくださっているのですから。 (2018年6月8日 20時) (レス) id: bb7045b574 (このIDを非表示/違反報告)
弓月(プロフ) - 偽善だと思われると思いますが…何かあったら、私にも相談してくれませんか?頼れる人がいるというのが、相談できる人が1人でも多い方が少しでも…あなたの心を軽くできるのではないかと思いましたので…あ、無視してくださっても構いません (2018年6月8日 19時) (レス) id: 32509f2cb7 (このIDを非表示/違反報告)
弓月(プロフ) - 私は今、中学生ですが家族に天才と言われる者が私以外に大量にいます…。私は家族の中で孤立しています。理由は…コメント欄ですし、言いませんが。とにかく、私以外にもそういう方がいると知り、少し心が軽くなりました。 (2018年6月8日 19時) (レス) id: 32509f2cb7 (このIDを非表示/違反報告)
魅月 桜花(プロフ) - 曼珠沙華さん» 実際、この小説であなた様に何かを伝えることができましたから。もし、何か聞いて欲しいことがあったらいつでもボードに来てくださいね。無理にではないですよ。ただ、私はこの小説であなた様を含めた読者様に話を聞いていただいてるので。 (2018年2月28日 16時) (レス) id: bb7045b574 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:魅月 桜花 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/c1f02e14681/
作成日時:2018年1月22日 16時