人間のクズ。

泣き虫わたし ページ29

やっぱり消えたいんです。

でも、それでも…。






嬉しいこと、ないわけじゃないんです。




たった一人の、250文字以内の言葉の所為で、どうしようもなく喜ぶんです。


泣いてるんです。

初めてでした。それだけ私は本当は誰かに理解されたかったのだと気付きました。
ありがとう。




喉が変なんです。モヤモヤして声が出ないんです。目から流れてくるものが邪魔です。


あぁ、こんな夜に、明日もまた辛いのに、冗談めかして死にたがりやってみせるのに、なんか軽くなりました。




私以外の誰かが、世の中の一握りとも言えない数人が、分かってくれてるかもしれない。
そんな妄想、勘違い、それをさせてくれてありがとう。


妄想じゃない、勘違いじゃないと思わせてくれてありがとう。








どうやら今気づきました。私は泣き虫らしいです。

変ですね、変ですよ。


今は辛いこと起きてないです。でも流れてきます。なんか塩っぱいです。あったかいです。






死にたいけど、どうせ死ねない。
消えたいけど、どうせ消えれない。


それでもたった一人の言葉で喜ぶなんて、泣いてしまうなんて、まだまだ弱い。




皮肉ばかり言ってるくせに、私は愚かでしょうか？

やはり私は誇れる人間ではありませんし、立派な人間性など皆無でしょう。




それでも、暖かく泣かせてくれた方々は、私にとって【いい人】でした。世の中はおいて置いて、私にとっての【善】になってくれてありがとう。





あぁ、明日も生きていたら、生きていたならば、運命が残酷であったなら、また会いましょう？




私の作品に共感してくださる方は、こう考えたらいかがでしょうか？


自分の言葉に、自分の気持ちに、画面の先のこんな私でも共感していると。







消えたいですけど、この作品を残せてよかった。ほとんど誰にも見られてなかったんです。見られるつもりはなかったんです。こんな私が書いた汚い作品、誰が読んでくださったのでしょう？




あぁ、今は、この時は、人の押し付けではなく、自分の気持ちで暖かくなれた。

熱は冷めるかもしれないですが、人生そんなものでしょう？
眠るのが怖い。目覚めたら明日だから。だけど起きたくはない。



あぁ、明日は憂鬱ですし、また車に轢かれるのを望むでしょう。

それでも今は何時もより穏やかな気持ちで眠れそうですよ。

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