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涼太くんからのキスは驚くほど唐突だった。



まさかキスされるなんて。



でも亜嵐くんのキスとは違かった。



本当に優しくて。



亜嵐くんと涼太くんとのキスの違いはきっと私への気持ちの違いなのだろう。



亜嵐くんにとって私はただの使用人。



涼太くんにとっては、、、、?



"俺、Aのことが好き。"



家に帰る途中何度も頭の中でリピートされる言葉。



私は涼太くんのことを友達だと思っていた。



だけど涼太くんは違かった。



、、、それにキス、、、まで。



何故か分からないけれど私の心の中で罪悪感というものが広がっていくような気がした。



家に着いたのは5時。



涼太くんは遅くならないように帰してくれた。



『ただいま、、、、っ、、、!』



家の玄関には知らない女物の靴。



私は言葉を失い足が動かない。



誰?誰なの?



??「あれ?Aちゃん?」



階段から声がして声のする方に顔を向ける。



『、、、、舞香ちゃん、、、。』



この靴の正体は舞香ちゃんのものだった。



まぁうすうす勘づいてはいたのだが。



舞「そっかー。ここで"使用人"してるんだもんねー。」



『、、、、、。」



わざと"使用人"という言葉を主張してくる。



もうどこかに隠れてしまいたい。



気まずすぎる。



そしてよく見ると舞香ちゃんの服は少しだけ乱れていた。



そして部屋でどんなことをしていたのかを察する。



胸がズキズキする。



『あ、、、あの、、、。』



舞「あのさぁ勘違いしないでよね。」



階段を降り私の目の前まで来る舞香ちゃん。



『え、、、、?』



舞「あんたみたいな身分で亜嵐と付き合えるとかありえないから。」



『、、、、っ。』



舞「どうせ亜嵐に手すらだしてもらえないんでしょ?じゃーね。」



舞香ちゃんはフッと笑ってそう言うと家から出ていった。



言葉が出なかった。



全部本当のことだから。



舞香ちゃんの言っていることは何も間違っていない、、、。



だから余計に悔しくて悲しかった。

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さのひな。(プロフ) - wanaさん» これから亜嵐くんが積極的になります!お楽しみにしててください!! (2018年8月2日 19時) (レス) id: 1d540c02f4 (このIDを非表示/違反報告)
wana - ひき止めちゃう(。>д<) 両思いなのに離れてしまうのか(>_<)さぁどうなる?どうなる?! (2018年8月1日 20時) (レス) id: 6b71f40621 (このIDを非表示/違反報告)
さのひな。(プロフ) - wanaさん» これから行動起こしていくと思います!!期待していてください!あのGENE犬グッズ欲しいです!!早く商品化して欲しい!!プリレジェも欲しいなぁ〜笑 (2018年8月1日 13時) (レス) id: 1d540c02f4 (このIDを非表示/違反報告)
wana - 切ないですね(。>д<)亜嵐ちゃんどうする(>_<) UEOキャッチャーでGENE高のgene犬ぬいぐるみが(^_^)vでも普通に販売していただきたいですな。プリジェレグッズもonlineで (2018年7月31日 21時) (レス) id: 6b71f40621 (このIDを非表示/違反報告)
さのひな。(プロフ) - かたつむりさん» ありがとうございます!隼くん好きなんですか!私の目標は全メンバーとの小説を書くことなのでいつか隼もかけたらいいなーって思います!これからも更新楽しみにしていてください! (2018年7月31日 21時) (レス) id: 1d540c02f4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さのひな。 | 作成日時:2018年7月17日 14時

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