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案の定観覧車は空いていて待つことがなく乗ることができた。



ゆっくりと地上に上がっていく観覧車を見ていると気持ちまでふわふわしてしまう。



だけどお互い会話はなく無言で観覧車から見える外の景色を見ていた。



そもそも亜嵐くんと会話が弾む人なんているのだろうか。



、、、、想像出来ない。



『あの、、。』



亜「何?」



『亜嵐くんは、、遊園地来たことあるんですか?』



亜「ないね。1度も。」



『え?、、、じゃあなんで、、、。』



亜「なんでって、」



『なんというか、、亜嵐くんは遊園地に来るイメージとかなくて、それにそもそもこんな所好きじゃない感じが、、。』


亜「まぁ、好んでは来ないよね。」



『っ』



じゃあ何で連れてきてくれたのだろう。


亜「でも、別にいい。」


『っえ、、、?』



亜「行きたい理由とかじゃなくて誰と来たかが重要だから。」


そう言うとまた窓の景色に目を移す亜嵐くん。



嬉しい。ただただ嬉しかった。


私と来たことは嫌なことではない。


そう捉えてしまってもいいのだろうか。


観覧車に乗ってしばらく経った頃。



もう頂上に観覧車が来る頃だった。


あのあとお互い会話も続かなくて窓からの景色をただただ眺めるだけ。



すると。



急に亜嵐くんが立ち上がった。



何をするんだろう、と亜嵐くんを見ていると。


『っ』


亜嵐くんが軽いキスをしてきた。



突然の出来事だったためもちろん目なんか閉じる暇もなく私は目をずっと見開いていた。



なんで?どういうつもりなのだろう。



亜嵐くんはどうしてキスをするの?



ねぇ。なんでですか?



『どうして、、、。』



口から出た蚊の鳴くような小さな声。



だけど亜嵐くんはその質問には答えてくれなかった。






観覧車に乗ったあと、お昼を食べに遊園地内のレストランへ。



たくさんの人でごった返していたが気にならなかった。



亜嵐くんと一緒なら私は平気だった。



『あの、、。』



亜「何?」



『疲れてませんか?』


レストランでの待ち時間も当然立っていた。


亜「あー、まぁ。平気。」



『次はどうしますか?』



亜「なんでもいいよ。俺こういう所来たことないからAが乗りたいもの乗って?その方が俺的に助かる。』


『わかりました!』


私はジェットコースターに乗ることに決めた。



得意ではないが好きな人と乗りたいものの一つでもあった。

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さのひな。(プロフ) - wanaさん» これから亜嵐くんが積極的になります!お楽しみにしててください!! (2018年8月2日 19時) (レス) id: 1d540c02f4 (このIDを非表示/違反報告)
wana - ひき止めちゃう(。>д<) 両思いなのに離れてしまうのか(>_<)さぁどうなる?どうなる?! (2018年8月1日 20時) (レス) id: 6b71f40621 (このIDを非表示/違反報告)
さのひな。(プロフ) - wanaさん» これから行動起こしていくと思います!!期待していてください!あのGENE犬グッズ欲しいです!!早く商品化して欲しい!!プリレジェも欲しいなぁ〜笑 (2018年8月1日 13時) (レス) id: 1d540c02f4 (このIDを非表示/違反報告)
wana - 切ないですね(。>д<)亜嵐ちゃんどうする(>_<) UEOキャッチャーでGENE高のgene犬ぬいぐるみが(^_^)vでも普通に販売していただきたいですな。プリジェレグッズもonlineで (2018年7月31日 21時) (レス) id: 6b71f40621 (このIDを非表示/違反報告)
さのひな。(プロフ) - かたつむりさん» ありがとうございます!隼くん好きなんですか!私の目標は全メンバーとの小説を書くことなのでいつか隼もかけたらいいなーって思います!これからも更新楽しみにしていてください! (2018年7月31日 21時) (レス) id: 1d540c02f4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さのひな。 | 作成日時:2018年7月17日 14時

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