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そういった時バチンと屋上に大きな音が響く。



私は頬を叩かれたことに気づいたが、動けなかった。



『舞香ちゃ、、、、』



私は自分の頬に手を当てて舞香ちゃんを見る。



舞香ちゃんを見ると私を睨みつけている。




舞「、、、、、よ。」




『っえ、、、?』




舞「なんなのよっ!、、、っほんとは分かってるくせに!」



『え、、、、?』



舞「自分が亜嵐に近づけてるって、、、。」



『あ、、、、の。』



舞「言っておくけどあの掲示板の写真。貼ったの私だから。」



『、、、っ!』



舞「前回のも今回のも私。」



『なんで、、、、?』




私は頭が混乱する。なぜ舞香ちゃんがこんなことをするのか。



そう言うとフッと笑う。



舞「なんでだか?そんなの決まってるじゃない。」



聞きたくない。咄嗟にそう思った。




舞「あんたのこと大っ嫌いだから。」




『っ』




やっぱり。聞きたくなかった。




舞「本当に大っ嫌い。」




面と向かって大嫌いと言われるのはこれで2回目だ。



大嫌いと言われて悲しくならない人間なんていないだろう。



何がどうして私のことがそんなに気に入らないのか。



教えて欲しいけど、、、、言えない。



悲しい。辛い。



だけど。




『私、、、は。少なからず舞香ちゃんのこと、、、、好きです。』


舞「っ」



舞香ちゃんが家ですごく優しい顔をしているのを知っている。



楽しそうな笑顔。



本当は優しいいい人だってこと。



普通に考えて家に親戚だとしてもいきなり知らない人が居座られたら誰だって嫌だろう。



それにこんなに亜嵐くんのことを好きだって素直に真っ直ぐに表現出来る舞香ちゃんが羨ましい。



舞「っそうやって偽善者ぶるのも嫌気がさす。だから、亜嵐のこと諦めてよね。」



そうもう一度念を押すかのように言い、屋上から去っていった。




私さしばらくその場にいた。





頬の赤みが取れるまで、、、、。

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さのひな。(プロフ) - wanaさん» これから亜嵐くんが積極的になります!お楽しみにしててください!! (2018年8月2日 19時) (レス) id: 1d540c02f4 (このIDを非表示/違反報告)
wana - ひき止めちゃう(。>д<) 両思いなのに離れてしまうのか(>_<)さぁどうなる?どうなる?! (2018年8月1日 20時) (レス) id: 6b71f40621 (このIDを非表示/違反報告)
さのひな。(プロフ) - wanaさん» これから行動起こしていくと思います!!期待していてください!あのGENE犬グッズ欲しいです!!早く商品化して欲しい!!プリレジェも欲しいなぁ〜笑 (2018年8月1日 13時) (レス) id: 1d540c02f4 (このIDを非表示/違反報告)
wana - 切ないですね(。>д<)亜嵐ちゃんどうする(>_<) UEOキャッチャーでGENE高のgene犬ぬいぐるみが(^_^)vでも普通に販売していただきたいですな。プリジェレグッズもonlineで (2018年7月31日 21時) (レス) id: 6b71f40621 (このIDを非表示/違反報告)
さのひな。(プロフ) - かたつむりさん» ありがとうございます!隼くん好きなんですか!私の目標は全メンバーとの小説を書くことなのでいつか隼もかけたらいいなーって思います!これからも更新楽しみにしていてください! (2018年7月31日 21時) (レス) id: 1d540c02f4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さのひな。 | 作成日時:2018年7月17日 14時

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