トップジムリーダー様

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キバナside


ｷﾊﾞﾅ「あ！やっぱりお前昨日のガブリアスだな」


そらとぶタクシーでナックルシティに向かっている途中、上空からガブリアスを見つけて思わずアーマーガアから降りた俺は正解だったらしい。


「ガーブ！」


ガブリアスも俺を覚えていたのか、近づいてきた。
想像よりもガサガサのガブリアスを撫でてやると嬉しそうに目を細める。
と、そこで俺を見る他のポケモンたちが目に入った。


エーフィにミロカロスとガラルでも馴染みあるポケモン。そしてこっちには生息していないグラエナ。


ｷﾊﾞﾅ「コイツもお前の仲間か？」


ガブリアスの背後からひょっこり顔を出したグラエナを指して言うとガブリアスは頷いた。
確かグラエナは獰猛で扱うことが難しい、、、と聞いていたのだがこのグラエナ……


ｷﾊﾞﾅ「やけに素直だな」


自分の仲間であるガブリアスが親しくしているからなのかは分からないが、あっさり頭を撫でさせてくれた。オマケに尻尾まで振っている。

やけに素直なグラエナを撫でながらガブリアスに


ｷﾊﾞﾅ「で、Aはいないのか？」


と聞く。
このガブリアスにグラエナ、となると恐らくそこのエーフィとミロカロスもAのポケモンだろう。
だがそのトレーナーは見当たらない。

ガブリアスは俺の問いに応えるように川辺にある木に目を向けた。


ｷﾊﾞﾅ「ん？」


木に近づくとレントラーとそのレントラーに身体を預けて眠るA。
そして、木の上から俺の目の前に飛び降りてきたのはジュカインだった。

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