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新学期。というよりかは新学年。









クラス表の指示通りの教室に来て


適当に男子と話していると


教室の前方から透き通るような声が聞こえてきた。









「ミキと一緒とか嬉しすぎる今なら死ねる!」


ミキ「大袈裟すぎでしょ」


「え〜、ミキティーは嬉しくないの?」


ミキ「嬉しくないなんて言ってないじゃん。

ていうかミキティーって何?

普段ミキティーなんて呼んでなくない?」









確か2人は神宮寺Aと佐藤ミキ。







俺に群がってこない数少ない女子だから


名前は覚えてる。









俺に群がって来る女子の名前は


正直誰一人として覚えてない。









そして、どうやらこの2人は仲がいいらしく、


同じクラスになれたことを喜んでるらしい。









超絶ハイテンションで話す2人は「女子高生」


って言う感じがして楽しそう。


その女子2人は前後の席に座った。





仲良いのにクラス一緒で席も前後とか


運よすぎだろ。


サトウとジングウジだから有り得る話ではあるか。









ミキ「そう言えばクラス表に見たことない名前載ってなかった?」


「載ってた!永瀬廉!めっちゃ2次元みたいな名前だった!」









…へえ。転校生来るんだ。





さすが女子。目の付け所が違う。


俺なんて自分の名前しか見なかった。









ナガセレン。


クラス表をまじまじと見てないから


どんな漢字を書くのか分からないけど、確かに響きは強い。









「平野?聞いてんの?」


平野「あー、わり。ちょっとぼーっとしてた」









今年1年も適当に男子とつるんで、


適当に遊んで終わるんだと思ってた。









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設定タグ:平野紫耀 , 永瀬廉 , 神宮寺勇太   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ski | 作成日時:2020年3月26日 21時

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