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平野「あ!A…じゃなくて神宮寺さん!」





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受付で話しているAを見つけて


思わず「A!」と叫んでしまって


慌てて訂正する。








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俺の声に気づいたAが「あ!平野さん!」


と返してくれた。









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Aがいる受付の元に駆け寄って


手帳を手渡す。




平野「これで合ってますか?」



「それです!も〜すみませんほんとに!」







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受付の子が不思議そうに見てくるから居心地が悪い。









平野「外、出ません?」








受付に背を向けて出入口に向かう。









「ほんと助かりました!ありがとうございます!」


平野「いや、手帳拾っただけっすよ?」









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若干の視線を感じながら外に出る。







普段俺が女性と話すことがないから


ジロジロ見られるのも仕方ない。









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平野「一緒にご飯大丈夫ですか?」


「はい!そのつもりで来ました!」









よかった。


昨日俺が電話越しで言った事覚えてくれてる。









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平野「何か食べたいものとかあります?」


「う〜ん、ここら辺に何があるのか全然分かんなくて想像つかないんですけど、平野さんがよく行くお店とかありますか?」









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俺が廉とよく行く店のリストを頭の中で作る。


その中で、Aが好きそうなお店。









平野「ありますよ!そこでいいですか?」


「じゃあそこでお願いします」









会社のある程度近くの店に入った。









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設定タグ:平野紫耀 , 永瀬廉 , 神宮寺勇太   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ski | 作成日時:2020年3月26日 21時

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