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彼女がいなくなったのもこんな日だった。








横殴りの雨の日俺は彼女が俺の前から


いなくなったことを知った。









だから、雨は嫌いだ。


彼女を、彼女を失ったあの日のことを


思い出すから。









…いや。雨の日じゃなくても


彼女のことを思い出す。


晴れでも雪でも曇りでも









どんな日でも彼女を思い出す。









彼女がいなくなって何年経つんだろう。



高3の時だったから…



ダメだ、バカだから計算できない。









多くの人は「彼女のことは忘れろ」


と言う。









そんなん、忘れるわけないだろ。


ふざけんな。









たまに、「忘れろ」というヤツら全員


殴りとばしたい衝動に駆られる。









それくらい、彼女が大切だった。


大事だった。好きだった。


…今も。







今も、好き。









いつでも街で彼女のことを探してしまうし


美味しいものを食べたら


彼女に食べさせたい、彼女と一緒に食べたい、


と思う。









もう一度彼女と会いたい。触れたい。


彼女を、抱きしめたい。









いつか彼女と再会出来ることを


信じてる。









どこかで心が繋がっていると勘違いしてる俺を


きみが知ったらどう思うだろう。


笑うかな。









笑って欲しい。


今でも鮮明に思い出せるきみの笑顔が


やっぱり好きだから。

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設定タグ:平野紫耀 , 永瀬廉 , 神宮寺勇太   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ski | 作成日時:2020年3月26日 21時

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