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正直さ、初め聞いた時はありえへんって思ったよ。

でも目の前で見せられたら信じるしかないわけやん?




犬が人間なんて。




Aちゃんの近くにはいつも " ダイキ " がおった。

それが犬やったり、ちっちゃい子どもやったり青年やったり。




Aちゃんはいつも " だいちゃん " って呼んでた。

犬でも、ちっちゃい子どもでも青年でも。




変やなって。

その時に疑っとけば変わってたんかなって。




それともその前に、Aちゃんにちゃんと気持ちを伝えておけば、今彼女の隣におるのはダイキなんかやなくて俺やったんちゃうかなって。




そんなことばっかり考えてしまう。




智洋「最悪やわほんま」




家に向かって歩く道。

見上げる空は今にも雨が降り出しそうな曇り空。




それはまるで俺の心に残るモヤモヤとした感情を表しているかのようだった。




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ぴぃたん(プロフ) - Yuna.yさん» ありがとうございます!そう言って頂けて嬉しいです(^ ^) (2019年8月10日 7時) (レス) id: 4075c4da09 (このIDを非表示/違反報告)
Yuna.y(プロフ) - このお話、めちゃくちゃ好きです!前回の「雨と傘、そして犬。」から、陰ながらずっと見てます!更新頑張ってください♪ (2019年6月23日 14時) (レス) id: 582d7d7549 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぴぃたん | 作成日時:2019年6月14日 22時

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