Sweet butterfly〜Donghae〜

勘のいいオッパ ページ9

*


そう言ってあたしの鼻をチョンと人差し指で弾いてニコッと笑ったオッパ。
だからその仕草も笑顔も素敵すぎますってオッパ(汗)


てか、今まで誰にも話したことないし上手に隠せてるつもりだったのに
気持ちだだ漏れだったってこと？

ｼｳｫﾆオッパだけじゃなくて、他の人も気づいてる…？
いや、ｼｳｫﾆオッパが単に勘がいいだけよね？


「オッパ…本当に誰にも言わないでね？」

「でもハニ。思いは言葉にしなきゃ伝わらない。思ってるだけじゃダメだ」

「だって、ﾄﾞﾝﾍヒョンにはユリオンニが」

「二人は婚約してるわけでも結婚してるわけでもないじゃないか」

「だって……」

「このまま、黙って見てるだけでいいの？」

「オッパは誰の味方なの？そんなこと言わないでよ…」

「うん？僕は誰の味方でもないよ。強いて言うなら、ﾄﾞﾝﾍの味方、かな。
もちろんユリヌナは素敵な人だけど、ﾄﾞﾝﾍが幸せになれる人と一緒にいて欲しいだけかな。
そのためにも、チャンスは誰にでも平等であるべきだと思ってるだけだよ」


チャンスは誰にでも平等で…
そんなこと。
スタートした時から結果は見えてるよ。


「オッパ。あたしのことより今はオッパの事でしょ？」


もうちゃんと諦めてるんだから、これ以上あたしの心を乱さないで欲しい。


「うん、わかった。でも、どこに誘えばいいかな？」

「え？あたしに聞かないでよ」

「例えばハニならどこに行きたい？」

「え？あたし？」


デートとか、デビューしてから行ったことないんですけど。


「ああ、ﾄﾞﾝﾍと行くなら」

「え！？」


ﾄﾞ､ﾄﾞﾝﾍオッパと…？
それなら何度も頭の中で仮想デートしたことあるし！


「えっと…(照)す、水族館かな」

「水族館か…」

「うん。イルカのショー、見たい！！」

「そっかそっか。ハニは可愛いね」

「オッパ、あたしのこと、子供扱いしてるでしょ」

「え、ちがうよ？ハニは立派な女の子だと思ってるよ(笑)」


いや、どう考えても小学生に話すみたいだよオッパ(泣)



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