47.私がまもるもの ページ47
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なんか、奥さん呼びからAさんになってるんだけど？
なるほど最近の若者はコミニクーション能力が高いのか (?)
『大倉さんのこと、好きなんですよね』
「そりゃあもう―」
『嫌なとこないですか？』
「無いですね、あっても好きです！」
『へえ？』 「？」『ほんとに？』 「あの、?」
このひと、なにを・・・ 『俺と付き合いません？？』「はっ？」
変な声出た、え、今何言われた私？
『可能性。ないっすかね？？』
『大倉さんより俺は若いし、Aさんと
合うと思うんですよね〜？…ほんと、タイプ。』
近づいてくるベビーフェイス君が怖くて、
忠義くんを呼びたいけど、今居ない。
そんな時、「っ―」 お腹の内側から、ドンッ、と小さな衝撃。
「…」
いま・・蹴った？
『俺気にしないですよ、人妻でも。』
「や、やめてっ、」
精一杯抵抗Lて、 腕をブンブン振るけど
手首を掴まれてしまって、そのまま唇に温かい感触。
「い、や」
そう言ってるのに、何度も押し付けられて、
涙が出る。
『かわい。』
っやだ、忠義くん助けてっ、と強く願った時、
また ドン、ドン！と中から蹴ってる。
もしかして、私を守ろうとしてるの？
そんな気がしたの。
きっとこの子男の子かなあ、忠義くん似の。
そうだ、 わたし、忠義くんの奥さんだもん…！
この子の、ママだもんっ‥！
「やめて！」
力では叶わないから、ハッキリ言って、
しっかり目を見返した。
けど、
『なんか、余計好きなんですけど(笑)』
って声が聞こえて、首筋に唇を当てられた時、
本当に恐怖を感じた。
「っめてよ！！！」
出せるだけの力で、押し返して、走って部屋を出た。
忠義くんっ、忠義くん、忠義くんに会いたい、
怖い、
怖い ・・・！
『ちょっと待って』
追いかけてきてる気配を感じて、
できるだけ、急いで階段を駆け下りる。
『ねえ、Aさん』
でも当然すぐ捕まって、
「ほんとにやめてっ」
そうやって抵抗した拍子。
バランスを崩した私の足が、階段の段差を踏み外し
世界が何周にも回っていく間…
ずっとこの子だけは、って。
この子だけは守るの。私が、守るの。
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ふみ(プロフ) - 号泣…… (2018年11月21日 10時) (
レス) id: 017350f460 (このIDを非表示/違反報告)
ふみ(プロフ) - なんだか、切ない展開なのですか？？もう、泣いてるんですけど……(；＿；) (2018年11月21日 7時) (レス) id: 017350f460 (このIDを非表示/違反報告)
じゅな(プロフ) - いつも楽しみにしています！でも、読む度ドキドキしてます！ 毎日の更新がすごく楽しみです！！！ (2018年10月15日 22時) (レス) id: 173ae5ab39 (このIDを非表示/違反報告)
みづき(プロフ) - あー胸が苦しくて毎回読むたびに心臓バクバクしてます！この後も楽しみにしてます！ (2018年10月14日 8時) (レス) id: eb27484988 (このIDを非表示/違反報告)
めちゃ(プロフ) - どうしてこんな風になっちゃんたんでしょうね 誰も悪くないしみんなずるいと思うし。いつのまにか強い女性になっていた主人公ちゃん。更新楽しみにしています (2018年10月11日 20時) (レス) id: cec7d133e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞くらゆい∞
| 作成日時：2018年10月9日 19時
