2話.あの日々を ページ2
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横山さんの家で二人で一緒にご飯を食べ、一緒にテレビを見て、…ってするのは、すごく久しぶりで。
お風呂を借りて、着るのは横山さんの部屋着。
…貸してもらっちゃってるけど、これもすごく久しぶり。なのに、横山さんは『おまえこれが一番着やすいって言ってたやん。』って…
そんなことまで、まだ覚えてくれてたんだって思って不覚にもキュンとしてしまった。
キッチンで洗いものしてくれている横山さんと
目が合う。
だからかな？…横山さんの傍に自然と足が向く。
見上げると、耳を赤らめて目をそらしたその仕草、昔と一緒すぎて私も少し、ドキッ。として
体に汗をかいてしまう。
横『…なぁ』
その言葉と一緒に、キュッ、と絞められた水道の蛇口。
横『…浮気って意味、分かってる？』
妙に男らしい声で言われるもんだから、「わかっ、わかってますよ。」こちらは声が上ずる。
横『モテるのを見せつけるのと、
浮気するのとではだいぶ違うけど…』
それでも忠義くんのことを思い出すと胃がキリキリしてきて。
「浮気します」
横『俺と？』
「そ、そうです横山さんと」
横山さんは元カレ。忠義くんも横山さんにはまだ敏感なとこがあるし、、
横『じゃあこっち、……』
タオルで拭えきれなかった雫で少し濡れている横山さんの手に掴まれ、招かれたのは寝室。
「えっ…と。」
横山さんとの思い出がフラッシュバックした。
…横山さんと過ごした日々、好きになり始めていたあの日々。ドアを開け、二人は少し立ち止まる。
『来て…』「はい」
素直に従うのは、横山さんの事ちゃんと見ていた過去があったから。
『ほんまにこのまま…泊まっていく？』
抱き寄せ、耳でそう囁き、体重をかける横山さん。
『A…』
「ッ...」
雲の上かと錯覚してしまいそうなほど、柔らかいベッドの上に
身体が倒れた。
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ふみ(プロフ) - 号泣…… (2018年11月21日 10時) (
レス) id: 017350f460 (このIDを非表示/違反報告)
ふみ(プロフ) - なんだか、切ない展開なのですか？？もう、泣いてるんですけど……(；＿；) (2018年11月21日 7時) (レス) id: 017350f460 (このIDを非表示/違反報告)
じゅな(プロフ) - いつも楽しみにしています！でも、読む度ドキドキしてます！ 毎日の更新がすごく楽しみです！！！ (2018年10月15日 22時) (レス) id: 173ae5ab39 (このIDを非表示/違反報告)
みづき(プロフ) - あー胸が苦しくて毎回読むたびに心臓バクバクしてます！この後も楽しみにしてます！ (2018年10月14日 8時) (レス) id: eb27484988 (このIDを非表示/違反報告)
めちゃ(プロフ) - どうしてこんな風になっちゃんたんでしょうね 誰も悪くないしみんなずるいと思うし。いつのまにか強い女性になっていた主人公ちゃん。更新楽しみにしています (2018年10月11日 20時) (レス) id: cec7d133e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞くらゆい∞
| 作成日時：2018年10月9日 19時
