*友達なんて* 【御幸一也】

STORY 15 ページ16

『いったぁぁぁあああ！』


倉「うるせぇ！」


御「はっはっは〜！」




痛い！ズキズキする！ぁぁぁあああ！



ぽんぽんぽん…

コットンの攻撃は続く…



『ぅあ…ぁあ〜！い…いだい…！』


倉「暴れんな！」



グキッ…



『うぎゃ！』



なんだ今のは！こいつはレスリング選手か！



倉「おとなしくしねぇーともっと絞めんぞ…！」


『わ、わかったよ…じっとしてるから！だから離せ！』



そう言うとすんなり離してくれた



御「ほら、まだ消毒終わってねぇーからこっち向け」



もういいよ…



『ゔぅ…(泣)』


御「っ///」





『いっ…』


御「よし、消毒終了。ばんそうこうつけたら終わりな」


『うん……グスッ…』



消毒なんて殴られるより痛いよ！



御「はい、終わったぞ」


『帰る…』


御「礼も言わねぇ〜のかよ〜w」


『うるさい…(ぼそっ)…ありがと』


御「おい、聞こえたぞwつーか、まだ話し聞いてねぇ」



話し？なんの？私は帰るよ？




あ、腕掴まれた…



私はいつになったらお家に帰れるのかな？w



そして元の位置に座らされた





倉「まず、なんで殴られた」


『チャラ男達が一緒に遊ぼって言ってきて、断ったらキレて殴りかかってきた』


御「ナンパかぁ…」


倉「それで？そいつらは？」


『私が殴り返して…そこから殴り合いになってそれで次は無いからなって言って帰った』


御倉「はっ？」


倉「殴り返したって…」


『あいつらチャラぶってるだけでめっちゃ弱かったw』


御「お前…すげぇ〜な…w」


『昔からケンカっぱやいからねw…』


御倉「ふーん…」


『もう帰る。時間遅いし』



二人は時計を見た



倉「本当だ」


『んじゃ』


御「一人で平気か？」


『お前は母親かw大丈夫。家近いし』



ここって学校からあんま離れてないから学校さえ見つかれば帰れる



倉「気をつけて帰れよ」


『うん』


御「また明日なぁ〜」




手だけ振って部屋をあとにした




少し道に迷ったが無事家に帰ることができた

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