【募集企画】文豪学園は今日も賑やか【文スト】

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ｰ桜庭sideｰ

此処は私立横浜学園。まアざっくり言うとキャラの濃い人間が集められた組織だ。俺はそこで働く一介の古典教師だが、その俺自身も例に漏れずキャラが濃い。まあ、自分で云うのも何なのだが。それはそれだ。

「…やば、菓子忘れた」

何時もの様にポケットを漁るが、1つとして俺の愛する甘味たちが居ない。何たることだ！洗濯した時にでも出したかな…。

「桜庭先生ってばクスリ切れた人みたいな顔してるよ」

俺の顔を見て爆笑する失礼な奴。まあ此奴に一般常識は期待してない。

「桜庭先生は甘味依存症ですからね、仕方ないのでは？」

表立って笑ったりはしないけど語尾が震えているの分かるぞ。はあ。

「そうか、大変だな」

いや、お前はもっと反応しよう…。そして表情筋を動かせ。

因みに、分かるとは思うが上から太宰、坂口、織田だ。この3年生の3人はよくつるんで居て、中々に仲がいい様だ。仲が良い事はいいが、反応に色々と突っ込みたい…。

だが、今はそれどころでは無い。甘味を確保せねば俺が倒れる。糖分足りなさ過ぎて死ぬ。
ああ、もう手が震えてきた…。

ーー
こんにちは、椿です。
初回はこんな感じでいいですかね…？
桜庭は真面目に甘味依存症なので禁断症状が出ると…ふふ。
お次は凛華さんですね！宜しく御願いします！

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