6 ページ42
そして引っ越しの前日。
俺とジェシーはお疲れ会と称して簡素にもパーティーをしていた。
ジ「いやぁこれからまた凄いことになるね!」
高「うん。俺あいつらの歌声聞くと感動するんだよね。」
ジ「わかる!俺ちょっと泣いちゃうもん。」
大我がなぜか前より高音が出るとか、北斗の演技力があがってるとか、樹のバラエティースキルが神がかってるとか本人たちも驚いていた変化をふたりで話してた。
ジ「慎太郎がバク転するじゃん。あれすごい綺麗じゃない?」
高「あ、そう!あいつ片手でもこのクオリティーいけるわ。ってやってた。」
ジ「ちび慎太郎が頑張ったのが残ってるのかな?」
高「そうなんじゃない?」
あいつらが小さかった面影を感じながら日々スケジュールに追われてる。俺たちも成長してるらしくて、あいつらに驚かれては安心してる。
ジ「でもさ、本当に高地には感謝してるよ。」
高「俺も感謝してる。最初子育てとか無理だって思ったし。」
ジ「俺もだよ?高地居なかったらみんな死んでたからね。」
高「そう?ジェシー居なくても死んでたと思うよ?」
お互いの苦労話に花を咲かせて、気づけば夜が明けた。
ジ「やばっ。早くしないと来るじゃん。」
高「片付けないと。」
数時間後には業者が来てジェシーが先に出る。
高「お世話になりました。」
お辞儀をして俺もこの家とママという役割にさようならをした。
1128人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SixTones」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
通りすがり - はじめまして。各々の成長や葛藤も含め、楽しく読ませて頂きました。続きは恋愛主流かもしれませんが、ホッコリする葛藤や成長要素があると嬉しいです。 (2022年6月9日 5時) (レス) @page44 id: f16cdcf992 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:久遠さん | 作成日時:2020年12月5日 0時