1 2 0 円 に な り ま す 。

3 8 円になります 。 ページ38

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『 A 、お願い ！！

一生のお願い ！！ 』








今日は学校もない 、

バイトもない 、一日休みの日 。






結構 、最近では

そんな日が少なかったりして 。








洗濯物を畳んだり 、

部屋の掃除をしたり 、

のんびり気ままに過ごしていると

ユリから電話がかかってきた 。








「 何 ？ お願いって 。」








ユリが私に何か

頼み事をしてくるのって珍しいな …






基本 しっかりしてるから

自分で何でもやるし …

人の助けを必要としない子だから 。









そうぼんやり考えていると 、

ものすごく申し訳なさそうな

ユリの声が耳に入った 。








『 ほんっとにごめん ！！

…… 実はさ 、今日 、

合コンがあるんだけど …

急にいけない子がでてきて

人数足りないんだよね … 』







ユリの言おうとしていることが

'' 合コン '' のワ ー ドが

出てきた瞬間 すぐに分かった 。








「 … 私に来て欲しいってこと ？ 」









『 そうそう ！！

…… A 、好きな人いるし …

ダメかなって思ったんだけど …

当てが全部外れちゃって … 』









'' 合コン '' か 。







大学生になって初めの頃に

行ったっきりだ 。







確かそのとき … 連絡先交換した人いたけど 、

結局 何もなかったんだっけ 。







「 いいよ 、私 行くよ 。」








気分転換になるかもしれない 。








それに 、もう

ジン先輩への気持ち

失くさないといけないしね 。









『 え ！！ ほんとに ！？

うわ 、ありがとう ！ 助かる ！

A 期待して ！

超 イケメンが一人いるらしいから ！ 』








超 、イケメンって 。(苦笑)









「 分かった 、じゃあ

何時にどこに行けばいいかな ？ 」









ユリに時間と場所を聞いて電話を切ると 、


早速 合コンに行く服を決めることにする 。







やっぱり 、合コンだし


いつものシンプルな格好よりは


女の子らしい方がいいよね 。









え ー でも 、

自分 そんなもの持ってたっけ …




てか 前の合コン

どんなの着てったっけ 。









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