19.TH ページ19
___
(2年前、冬��)
『テヒョナ！！！おい、テヒョナ！！！』
「ん....誰？ジミナ？」
玄関のドアを激しく叩きながら誰かが俺の名前を呼んでる。
重い瞼を擦りながらドアを開ける。
「んぁ...ジミナ...なんだよ、まだ7時....」
『っ、実は昨日....』
青ざめた顔で俺の肩を掴むジミン。
なにかが変だと悟った。
「昨日....?」
『Aさんが、チョンホソクに襲われた』
頭を鈍器で殴られたような感覚が襲った。
聞き間違いか？
寝起きだからよく理解ができない。
「お前、なんの冗談だよㅎㅎㅎ」
『俺がこんな冗談言うと思うか？』
本気の目をしたジミンがそこにはいた。
嘘だ、嘘だって言ってくれよ。
「....一旦入れジミナ」
俺はジミンを家に入れた。
『.......』
ずっと黙ったままのジミン。
「やっぱ嘘だろ？」
『本当だよ』
「っ、どう言うことだよ....それ」
『昨日、チョンホソクが彼女をホテルに連れ込んでたのを見たんだ』
「は？ジミナ、お前なに言ってるのか分かってんの？てか、なんでチョンホソク？」
『最近あの2人親しかったみたいなんだ』
「っ、なんで教えてくれなかったんだよ！」
『俺だって言いたかったよ！でも、お前に言ったら...お前何するかわかんねぇだろ....』
「だからって....」
『だから、ここんところユンギヒョンと見張ってたんだよ、2人の行動を。』
「んでだよ....！ふざけんな.....」
『正直、あと一歩俺とユンギヒョンが助けに行くのが遅かったらAさんは.....』
「やめろ、」
やめてくれ、ジミナ。
『昨日お前ケジメをつけに行くって言ってただろ。その邪魔する事もしたくなかった』
「っ、教えてくれよ昨日！！！！」
なんでだよ、なんで.....
Aさんがそんな目にあってたのに俺は何をしてたんだよ。
『ごめん、テヒョナ』
違う、ジミナは何も悪くない。
「怒鳴ってごめん、ちょっと頭冷やしたいから帰ってくれ」
『わかった』
ジミンがドアノブに手をかけた時だった。
『Aさん、お前の事ずっと待ってたぞ...』
そう言って部屋を出ていった。
「っ、、、」
声にならない悔しさと怒りが俺を襲った。
その時やっと分かった、俺には彼女を守れない。
会わせる顔もない、こんな無様な姿。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1224人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
メロン(プロフ) - ちょんうささん» こちらの用事なのにすみません、。ありがとうございます！ (2018年2月11日 11時) (
レス) id: a599b6d900 (このIDを非表示/違反報告)
ちょんうさ(プロフ) - メロンさん» あ、そうなんですね！笑 分かりました(^-^) (2018年2月11日 11時) (レス) id: d98842ba6c (このIDを非表示/違反報告)
メロン(プロフ) - ちょんうささん» 了解です！出来ればピョンテありでお願いしたいです、。今からは無理ですかね…？実は今日お出掛けに行く予定があって…((うざくてすみません。 (2018年2月11日 10時) (レス) id: a599b6d900 (このIDを非表示/違反報告)
ちょんうさ(プロフ) - メロンさん» 分かりました(^-^) 今日中には作り始められます！ (2018年2月11日 10時) (レス) id: d98842ba6c (このIDを非表示/違反報告)
メロン(プロフ) - ちょんうささん» 良かったです！えっと、主人公とグクはファンから夫婦て呼ばれてる設定でお願いしたいです…。あと、主人公の年齢17か18歳が良いです、。((今からって作れますか?? (2018年2月11日 10時) (レス) id: a599b6d900 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちょんうさ | 作成日時：2017年10月10日 6時
