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「お邪魔しまーす……」
『どうぞ』
私の部屋に入るグク。
完全に一人暮らし用の部屋だから、二人になるとやや狭く感じる。
「座っていい？」
ソファを指さされるから、
わたしはグクの目を見てこくこくと頷いた。
好きだ って意識したら急激に恥ずかしくなって体温が上昇してしまう。
だって、わたし
グクとキスとかもしちゃってるんだよ？
……あんな、自分からもチューしただなんて、
思いだすだけで黒歴史すぎる。
「なんか緊張してる？」
『…………ちょっとだけ』
「はは、急にベッドへGOみたいなことにはならないから安心して」
『……』
かー、なんて恥ずかしいことを軽々と……
黙った私を見てまたグクは笑った。
『コーヒーでも、』
「んー、牛乳ある？」
『え？』
「じつはそんなにコーヒー好きじゃなくてさ。
外ではちょっと恥ずかしいからミルクいくつか入れて飲むけど」
はにかんで言ったグクが、かわいくて。
心臓がきゅっと締め付けられた感覚に陥った。
『じゃ、牛乳いれるね』
「ありがと」
牛乳をコップに注ぐ。
グクに合わせて自分の分もコップに注いだ。
『はい、牛乳』
手渡して、グクの隣に座った。
「なんかウケるね」
確かに、夕方に牛乳を飲むなんて変な感じ。
『……牛乳ね、残り二人分ちょうどだったの』
「おーなに奇跡？」
『偶然だよ』
「ふーん(笑)じゃあ、また牛乳買っとかないとだね」
グクのほうを見ると、笑っていて。
ただ、笑顔なだけなのに
どうしてこんなにむず痒くなるのかな。
『どうだろ、わたし牛乳好きこのんで飲むタイプじゃないんだよね』
朝、時間がなくてコーンフレークを食べる時くらいかな。
「えー」
『？』
「おれのために買っといてよ」
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月野(プロフ) - ふゆさん» ありがとうございます。ドキドキハラハラ四角関係？みたいなのとはすこし違いますが、楽しんでいただけたら嬉しいです(^_^) (2018年11月17日 12時) (
レス) id: a5e5b03616 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆ - テテくんの登場にドキドキです。続き楽しみにしています！ (2018年11月10日 14時) (レス) id: 8d7e35afef (このIDを非表示/違反報告)
月野(プロフ) - 里珠さん» 読んでくださりありがとうございます！続き書くの遅くて申し訳ないです…できるだけ頑張ります〜！ (2018年10月23日 16時) (レス) id: a5e5b03616 (このIDを非表示/違反報告)
月野(プロフ) - もぐらさん» 読んでくださりありがとうございます！映画やドラマだなんて恐れ多いですがとても嬉しいです。また更新頑張ります！ (2018年10月23日 16時) (レス) id: a5e5b03616 (このIDを非表示/違反報告)
月野(プロフ) - (名前)レンさん» いつもコメントありがとうございます！また更新頑張りたいとおもいます(^_^) (2018年10月23日 16時) (レス) id: a5e5b03616 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月野
| 作成日時：2018年3月23日 20時
