水曜定休【BTSビルディング】

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YG「・・っちゅーことで
頼むわ、これ」


夕方になっても
まだ、ｼﾞﾐﾝくんが来る気配なく

予備校のコピー機の方で
手間取ってるのかな〜とか
思ってた、矢先

ﾕﾝｷﾞ氏は用事があるとかいって
帰ろうとしてて(怒)

いまだ、コピー機が直ってないせいで
コピー出来ずにいるモノが
私の前にドンっと置かれた


YG「・・よろしく」

「今日じゃないとダメなの？」

YG「明日使う」

「はぁ〜マジか」

YG「それに、今日は
スタジオ使用が8時まであるし
・・・・・な？」


な？・・じゃないよ
だからどうせ帰れないんだし的に
諭すのやめてくれる？！


・
・

夜、7時頃・・


「・・直るのか、直らないのか」


いまだ、動く気配のない
コピー機を前に項垂れていると


JM「・・・お困りです・・よね？」


私の背後から
ｼﾞﾐﾝくんの声・・

しかも、休日だからか
私服だし！！

黒のパンツに
赤と黒のボーダーのニットかぁ

いつもスーツ姿ばっかりだったし
・・なんか、新鮮だな〜

ご馳走さまです←え？


JM「遅くなりました
すぐ、修理に入りますね」


ちょっと疲れた顔しつつ
・・サッと、私から視線を外すと

コピー機の前に
膝まづいて・・作業をし出した


「お疲れ様、休日なのにごめんね？」

JM「・・いえ、仕事ですから」


こちらを見ずに
そう答えた、ｼﾞﾐﾝくん

・・あれ？

なんか・・いつもと
対応が違うような・・？

いつもは、こう・・
もう少し、笑顔が見れるのに

あれかな・・
私服をガン見し過ぎた？！

それか・・もしかして
私がわざと、コピー機に
いたずらして、厄介掛けてるって
・・バレた？！

いや・・でも、今日は
わざとじゃないし


「な・・ナムくん・・
ほんと、破壊神だよね〜
二台もダメにしちゃって〜」


って、やんわり
私じゃないですよ的アピールをしてみた←


JM「・・そうですね〜」


って、一応
返してくれるけど

やっぱり、視線は
合わないまま・・いや、修理に
集中してるから？


「上のコピー機は直ったの？」

JM「手は尽くしたんですけど
・・やっぱり、プラグが曲がってるのと
コードの中の線が破損してるので・・」


あぁ、直らないパターンか(汗)


「こっちのは、どう？」

JM「直りそうです」


ただただ、コピー機に向かって
返事してる、ｼﾞﾐﾝくん

・・やっぱり、なんか
いつもと違う・・

お邪魔しちゃってるのかな・・って
いつもは、もっと話しかけるんだけど

大人しく、事務所を出て
受付カウンターに戻った

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