恋を忘れた私と知りたいジョングク

ごっこはお終い ページ49

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JK「僕の、ヌナのことが………」




〜♪




キムテテテテテ準備完了!




…タイミングが、良かったというべきか
悪かったというべきか…


テテからのカトク
準備が整ったみたい




『…よし、ジョングク、宿舎まで送るよ』


JK「…待って、言わせてよ」


『…ジョングク、』


JK「ヌナだって、僕の言おうとしてること分かってるでしょ？」




…分かっていても
分かっていなくても、答えは一緒だよ




『……じゃあ、この部屋出るまで恋愛ごっこでもしとく？』




立ち上がってから手を伸ばすけど
その手を握ってはくれずに、1人で立ち上がった




JK「…分かった」


『…え？』


JK「ヌナ、恋愛ごっこは終わりにしよう

Aヌナが僕をどう思ってるのはもう分かったから
恋愛ごっこは、もうお終い」




ジョングクの瞳は揺れていて、微かに声も掠れていた




JK「今から僕とヌナは、ただのメイクさんとアイドル

それがヌナの望んでいたことでしょ？」


『…ジョングク』


JK「……行きましょうヌナ！

早く車で送って〜」




…そうだよ


これが私の望んでいた関係


今まで、あまりに近すぎた




『…ほら、じゃあ早く荷物持って

私も車の鍵持ってくるわ〜』


JK「はーい」




足早に部屋を出て歩く


でも、もう遅いよね


気付くのが遅かったなあ




『…恋なんか、忘れたままのがよかったっつーの』









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