恋を忘れた私と知りたいジョングク

気分屋さんなの？ ページ46

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『何でそんな顔してんの？』


JK「別に」


『沢尻エ○カかよ』


JK「僕やっぱり、もう帰る」


『え！いやちょちょちょ！！！』




立ち上がろうとするジョングクの
腕を引っ張って無理やりこの場に居させる


連絡が来るまでここに居なくちゃダメなんだって！




JK「何で止めてくるの」


『え…だって……は、話したい、から？』


JK「好きな人居るのに僕と話したいわけ？」


『だから何でそんな怒ってんのさ』


JK「分かんない、でもなんか、…ムカつく」




ムカつくって…




『ていうかそもそも、私の好きな人なんて居ないんだけど』


JK「嘘だ」


『こんなくだらない嘘つかんわ』


JK「じゃあ証拠は？
好きな人は居ないっていう証拠あんの？」




なんだよコイツ


好きな人居ない証拠って何？


胡座をかいたその脚が小刻みに揺れているのを見て
本当にイライラしているんだろうけど


ジョングクはストレスが溜まったりすると
貧乏ゆすりしがちだからね




『そもそもアンタが、女の子なんだから
自分を大切にしろって言ったでしょ

だから自分に費やす時間を作ったの、これで満足か？』


JK「それじゃあ僕の言葉でメイク始めたみたいじゃん」


『そうなんだけど』


JK「え……ホントなの？」


『そうだってば、しつこいな』


JK「そうなんだ…そう、なんだ…」




さっきまで不機嫌そうにしていたというのに
今は喜ぶのを我慢するかのように口をもごもごとしている


可愛いけども…よく分からん子だな









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言ってはいけないその言葉→←何か機嫌悪いんだけど

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