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真実 ページ36

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私の存在に気づいていないジョングクは
私と反対側の扉から現場に入ってきたみたいで
そのままメイクさん達の方へと向かって歩いていく


私と同様、まさかこんな時間にいると思っていなかった
メイクさん達は驚いたような表情をする


そのまま目の前に立つと、ジョングクは
いつもとは少し違う雰囲気で彼女達を見下ろした




「あ、あれ?ジョングクくんもう来たの?」


JK「ちょっと用事があったので」


「用事?」


JK「はい、貴方達に用事があります」




ジョングクってこんな冷たい声だったっけ


私の知ってるジョングクはもっと
穏やかで温かい、そんな声だったから




「わた、私達に?」


JK「そうです…Aヌナは?

来てないんですか?」


「…さぁ?仕事もやる気無さそうだし
来ないんじゃない?」


「忘れ物も酷いし、ジョングクくん達と
仲良くしたくてここで働いてるとしか思えないよね」




思わず、服の裾をぎゅっと掴んだ


仕事を適当にこなしたことなんか無い


ジョングク達と話すのは楽しいけど、
それが好きでこの仕事を選んだわけじゃない


もう、我慢せずに出ていこう……




JK「ヌナはそんな人じゃありません」




はっきりとそう言ったジョングクの声が聞こえて
歩きそうになった身体が止まった




「でも、ブラシもリップも、ヘアアイロンも
メイク道具も、あんなに無くすんだよ?

やる気がないとしか思えないけど」


JK「ヘアアイロンや他のメイク道具を
無くしたことに関しては貴方達もその場に居ましたけど

ブラシとリップが無くなったことは
何で貴方達が知ってるんですかね?」


『…!』


JK「あの場に、居なかったのに」




…え?……どういうこと?









.

胸が痛い→←聞きたくなかった会話



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130号室(プロフ) - my_sugaマッキー☆さん» マッキー!!ありがとうう!キャラ崩壊させちゃってたけど喜んでもらえてよかった!のんびり更新だけどまっててねぇ!^_^ (2020年10月19日 15時) (レス) id: e48cc29190 (このIDを非表示/違反報告)
130号室(プロフ) - はなひめさん» はなひめさんありがとうございます!伝わっていて欲しい雰囲気が全て伝わって頭嬉しい〜(泣)そうですね!!焦ったい部分が多いですが最後まで楽しんでいただけるような作品になるように頑張ります!!^_^ (2020年10月19日 14時) (レス) id: e48cc29190 (このIDを非表示/違反報告)
my_sugaマッキー☆(プロフ) - ルームちゃん新作公開おめでとう。好き!サバサバしてテンポよしなヘアメイクヌナ&7人。真剣エ〇ゲーグクさんに、おユンさんの俺得メイク話、ほくそ笑みました。リアルに入社夢見てニマニマし続けそう。この後翻弄されるのか?ヌナは。またまた楽しみに待ちますね。 (2020年10月18日 9時) (レス) id: e255b05582 (このIDを非表示/違反報告)
はなひめ(プロフ) - 面白いです。主人公が職人って感じで魅力的で。多分JK以外にも好きだなってメンバーいそう。自分の恋に鈍いヌナとJKの今後が楽しみです。お互い恋愛に鈍くてこっちがヤキモキしちゃいます。 (2020年10月18日 8時) (レス) id: e5a94b086c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:130号室 | 作成日時:2020年10月18日 0時

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