恋を忘れた私と知りたいジョングク

断る権利無いわこれ。！！ ページ26

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天候は最悪だったけど、
なんとか今日のコンサートも上手くいった




TH「たのしかったや〜

でも、つかれたや〜」




語尾に、やーを付ければ関西弁になると
思ってるテテを放置して
泊まるホテルに向かう準備をする




HS「外、雷酷いのかなあ」


『ホソク、雷苦手？』


HS「ん、ちょっとだけ」




眉を下げて笑うホソクは疲れているせいか
目が糸くらい細くなってる


可愛い〜〜(デレデレ)




まだまだ余韻が抜けない他のメンバーが
次々に控室を出る


よし、荷物は完璧


って…アレ、ジョングクが
椅子に座って携帯弄ってる


まだ帰りの支度終わってないみたいだし


後ろから声をかけようとした時に
たまたま携帯の画面が見えた


………これ、




JK「あ、ホテル行く準備できたの？」


『え？あ、うん、ていうかジョングク
他のメンバーもう車に向かってるよ』


JK「ヌナ、今からデートしよ」


『は？ヤダ』


JK「大丈夫、マネヒョンには言ってあるよ」


『はぁ？何を？』


JK「今からUSJ行ってくるって」




…連日コンサートだったのに
正気じゃない発言をした彼は体力が無限大数なのか？




『マネさんもダメって言ってたでしょ』


JK「外にはarmyがまだ居るだろうから気をつけろって」


『………』




……はい？




JK「天気悪いから人も少ないし
傘をさすから顔も分からない、絶好のチャンス！」


『…私が嫌って言ったらどうする？

ていうか既に1回言ったけど』


JK「Twitterにヌナとの匂わせの写真載せる」




すっげー陰湿だけど、それはめっちゃくちゃ嫌だわ




『…荷物だけ他のスタッフに持って行ってもらうから
ちょっと待ってな』


JK「んふ、はーい」




…はあ、寝れる時に寝ろって言ったのアンタじゃん…




『えーー！ちょっと待ってちょっと待って！

ここハリポタのゾーン！！ヤバい！

ねえ、私ヴォルデモートの杖買いたい！！』


JK「予想以上にはしゃいでて草」









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