愛されメイドの備忘録 (ページ47)

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『なぁメイドちゃん見て〜』

「この人…」

『そうこの前メイドちゃんのこと襲ったやつ。使えない検察を殴り殺して殺人罪で捕まったらしい』

「そんな…」

『んふふ僕が弁護するんだぁ〜』

丸山くんは何故か嬉しそうに資料を揺らしながら微笑んでいた。

「本当にまた再会しちゃったね…」

『楽しみやわぁ…どんだけ弱々しくなっとるか』

「出来る限り…」

『あんなに強気だった人間が、僕が居ないと駄目になっちゃうなんて…やっぱりこの仕事辞められへん！』

丸山くんの興奮のスイッチは未だに理解不能。

でも1つだけ分かっているのは、彼を決して怒らせてはいけないことだ。

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大『ホラー映画見させて添い寝とかやってることほぼ犯罪』

丸『どこが？』

安『でもよぉ撮れてるなぁ！？』

丸『せやろ？！メイドちゃんの寝顔…綺麗やねん、、』

大『盗撮』

安『大倉〜ちゃんと見てみって…眠れる森の美女みたいやんかぁ』

大『手出してへんやろな？』

丸『もちろん。綺麗な寝顔を撮るのに必死やったんやから』

人形のように眠るメイドの寝顔が流れる動画を見ながら3人は密かに晩酌を楽しんでいた。

丸『はぁ……襲いたい』

大安『あかん』

丸『え〜…ケチ』