【募集企画第二弾】君の瞳に映るモノ。【募集中】【ホラー】【学園もの少し】

な ページ10

『ただいまー』

家に帰ってただいまと言うけれど、いつも誰にもそれは拾ってもらえない。

両親はもう既に亡くなっているし、兄弟だっていない。

でも、寂しいと思ったことはない。もうこの生活をして7年。

とっくに慣れた。さて、晩ご飯作ろ。

冷蔵庫を開けてみたけど、生憎何も入っていない。入っていたのは麦茶だけ。

『買い物行かないと…』

ﾎﾟｿｯと呟いて財布を持って出かける。お金は母の生前の貯金を使っている。

かなりお金が入っているから困らない。そんなことはさておき、

スーパーに着き、カートに買うものを入れる。今日は何がいいかな…

そんなことを考えながらカートを押す。

今日は洋食食べたいから、ハンバーグにしようかな。

卵とひき肉、食パンなどを買って家に帰る。今日はいろいろあったなぁ。

葵っていう友達もできたし、鳴犬学園に入学もできたし。

楽しかった…

家につき、ハンバーグを作る。最近食べてなかったな。

久々にハンバーグ作るけどおいしくできるかな？？

ハンバーグを焼いている間にL○NEを見る。(葵と交換済み)

葵から返信が来ているようだ。晩ごはん食べにいってもいい？って…

スゴいな葵…まぁいいけど←

ちょうど2人分作っちゃったし。

葵にL○NEを返し、まだハンバーグも焼けてないようだったので、お風呂掃除をする。

ーーーー

終わった。そして、丁度ハンバーグが焼けた。ハンバーグをお皿に盛り付ける。

よし、できた。

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

丁度葵が来た。

『どうぞ入ってください』

私がそう言うと、葵はお邪魔しまーす、といって入ってきた。

『もう出来てますから、食べましょう』

そういって私達は席につく。

「『いただきます』」

あむっとハンバーグを口に入れる。

葵「A！！これすっごいおいしい！！」

葵は目を輝かせてそう言った。良かった、ちゃんとおいしく出来てた。

『良かったです！』

そういうと、葵は夢中になってハンバーグを食べていた。

「『ご馳走さまでした』」

そういって私が洗い物をしようとすると、

葵「いいよ！大丈夫！私が洗っておくから、Aはお風呂入ってきていいよ」

と言ってくれた。私はお言葉に甘えてそうさせてもらった。

ーーーー

はぁー…お風呂気もちいい…

疲れがとれる…ゆっくり浸かってるの幸せ…

長風呂しすぎるのも良くないから、もう出ようかな。

そう思って私はお風呂場を後にした。髪を乾かして、葵のもとに行こうかなー

と思って歩いた。

た→←あ

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