【募集企画第二弾】君の瞳に映るモノ。【募集中】【ホラー】【学園もの少し】

あ ページ9

私は夢川A。

この鳴犬学園に入学する中学一年生だ。

私がいた小学校は、受験しないと中学校には上がれない。

そのため私は受験する学校を選んだ。

それで受けたのがこの学校だ。ここは家から近いし、制服も可愛い。

中の設備も整っていて新しそうに見えるが、なんと創立されたのは60年も前。

少しアンティークな雰囲気もあるから、この学校は最近とても人気だ。

そうこうしている内に、チャイムが鳴る。

私は足早に教室へと向かった。

ーーーー

ガラガラと教室のドアを開ける。そこには何人か座っている子がいた。

どうやら指定された席に座るようだ。

『(えーっと…私の席はどこかな？)』

辺りを見回していると、誰かに声をかけられた。

？？「おーい、こっちこっち(小声)」

手招きされた方に行くと、ここだよと教えてくれた。優しそうな人だ。

そんなことを思いながら荷物を下ろして席に座る。

葵「私、御子神葵って言うの。よろしくね。あなたの名前は？」

と聞かれたので、私は答えた。

『私は夢川Aです。よろしくお願いします』

よろしくねー、なんていって笑う彼女はとても嬉しそうだ。

よかった、馴染めるか不安だったけど、無事に友達ができた。

ふぅ、と胸を撫で下ろす。

私が安心しているのも束の間、先生が入ってきた。

先生「はじめまして、みなさん。みなさんの担任の都沢彩芽です、よろしくお願いします」

都沢先生はニコッと笑うと、説明をしてくれた。

入学式には男女で別れて並び、入場する。そうして自分の席に座るらしい。

先生「…ということです、では並びましょう」

そうしてぞろぞろと並ぶ。そうして体育館に向かう。

はぁ、緊張する。

ーーーー

入学式が終わった。

特にトラブルも無く、無事に終えられた。

生徒手帳をもらって家に帰ろうとした時、葵が話しかけてきた。

葵「おーいAー！一緒に帰ろー！」

手でOKサインを作ると、葵はこちらに駆けてきた。

人懐っこい。

葵「ねぇA、あの都沢先生って、すっごく美人だったよねー！！」

『そうですね、都沢先生って綺麗でしたね』

葵「そうだよねー！！あんな風に綺麗になってみたいなー」

『私もあんな綺麗な人になりたいです…』

ふと私が呟くと、葵は

葵「えぇ！？Aちゃんは綺麗だよー！！なんか大人っぽい！！」

と言ってくれた。優しい。

その後も他愛もないことを話して帰った。

ーーーー

やべぇ、普通だ…

ホラー要素入るのはもうちょい後かな…

な→←設定(作者が作成したキャラのみの説明)　追記あり(必読)

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