【募集企画第二弾】君の瞳に映るモノ。【募集中】【ホラー】【学園もの少し】

ど ページ16

葵side

萸挧「いやー、図書室でサボってたらたまたま葵ちゃんがいてさー」

ニコニコとした笑みで話しかけてくる彼は、かなり人気者らしい。

でも、私はどこか信用できない。

とりあえず、調べものは終わったから教室に帰ろう。

本棚に手をのばして、本をしまう。

疲れたな…

はぁ、とため息をついて私は図書室をあとにしようとした。

というのも、彼が私を離してくれない。

葵「ねぇ、離して。」

萸挧「んー？やだー。」

やだー、じゃないよとか思いながらため息をつく。

萸挧「だって、離したら教室に戻っちゃうでしょ？」

葵「あのねぇ、いい加減離して？次また来るから…」

これでようやく納得してくれた。むすっと頬を膨らませて拗ねている。

申し訳程度にちょっと撫でてやると、喜んだ。

約束だよ、って笑った顔は子供みたいだった。

ーーーー
Aside

葵は図書室に行ってしまった。

しょうがない、一人で教室に戻るか。

パタパタと私以外に誰もいない廊下に足音が響く。

そのとき、ドン、とぶつかった音がした。前を見ると、緑蝶先輩がいた。

緑蝶先輩は私の幼なじみで昔よく遊んでいた。

私が思い出に浸っていると、緑蝶先輩が声をかけてきた。

翡翠「大丈夫？怪我してない？」

そう聞かれたので、とりあえず『大丈夫です』と返しておいた。

なんだかこのままクラスに戻っても暇そうだから、私は緑蝶先輩を引き留めて、

葵たちのことなどについて話した。

緑蝶先輩は私の話に耳を傾けてくれた。昔っから変わってないな本当に。

すると、私の話を聞いていた緑蝶先輩は、私にこう教えてくれた。

翡翠「うーん、分かることは現時点ではあんまりないかな…」

でも、と私をさして先輩は言った。

翡翠「最近、おかしいことが多い。
それが何かは全く分かっていないけど、調べてみるには価値はあると思うよ。」

ちゃんと僕も相談に乗るから、と笑って言う先輩。

確かに、ここで行き詰まってても何も変わらない…

よし、家に帰ったら調べてみよう。

緑蝶先輩にお礼を告げて、私は教室に戻った。

ーーーー

どーもどーも、ふわふわの花でございます！

えー今私はですね、書き溜めに必死になっております！(泣)

このお話は書き溜めです。定期的にポンポンお話をあげてる感じです。

そして溜めてるやつが無くなったらもっかい書き溜めるのがローテーションです。

…どうでもいいね☆

てかやっと翡翠姉さん出せた←

まぁ、次のお話をお楽しみにー

ばいび☆

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